打ちっぱなし練習場のボール貸しと時間打ち放題はどっちがいい?
ゴルフの打ちっぱなし練習場では、料金に2つのシステムがあります。
1つ目はボール1球いくら、という「ボール貸し」というシステム。
そしてもう1つは指定の時間内ならば打ち放題という「打ち放題」のシステム。
打ち放題の方がなんだかお得な気もしますが、実際のところ打ちっぱなし練習場ではどっちのシステムで練習した方が良いんでしょうか。
ボール貸しと打ち放題、どちらがいいのか解説していきたいと思います。
ボール貸しのメリット
ボール貸しのメリットから見ていきましょう。
ボールの料金は場所や時間帯、曜日によって変わるものの1球10円から20円程度が相場。都心ではさらに高い場所もありますが、一般的にはこれくらいのイメージです。
ボール貸しの場合は、ごく短時間しか練習しない場合や、1球1球動きなどを確認して丁寧に打っていく練習の場合はこちらの方がお金が安く上がるでしょう。
例えば出勤前の10分20分という時間帯に早朝営業で練習するような場合では、ボール貸しのメリットが生かせる場面です。
ボール貸しのデメリット
ボール貸しのデメリットとして、1球を丁寧に打とうが雑に打とうが値段は変わらない点があります。
これはドリルのように数をこなして体に動きをしみ込ませるような練習方法との相性はあまりよくありません。
あとは短い距離のアプローチ練習なども同様で、距離感を磨くために数多くのアプローチをするケースも少なくないです。
このような練習方法をする場合、ボール貸しではどうしても割高になってしまいます。
時間打ち放題のメリット
時間打ち放題のメリットは、球数が多くなっても料金が一律であるのがポイントです。
これはボール貸しのデメリットでもある、短いアプローチ練習やドリルのような数をこなして身に付けていくタイプの練習と相性が非常に良くなります。
スイングで直したいポイントがあって、ひたすらドリルをこなすような練習方法では球数が膨大な量になりがち。そんなときにはぜひとも時間打ち放題を利用するといいでしょう。
時間打ち放題のデメリット
時間打ち放題にはデメリットもあります。
それは時間内で料金が一律なので「少しでもたくさん打とう」という意識が働いてしまうこと。
これがドリルをたくさんやる、という場合ならば問題ありませんが、フルショットをひたすら繰り返すだけという練習方法をしている方も少なくありません。
フルショットの練習が悪いわけではありませんが、これをひたすら繰り返してしまうのはスイングを崩す原因にもなりますのでおすすめできません。
ついついたくさん打ってしまう人は注意したいポイントです。
こんな練習をするならボール貸し
打ちっぱなし練習場へ行ったときにボール貸しと相性の良い練習方法を見てみましょう。
- 短時間の練習
- ラウンド前練習
- 動きを確認しながら行うショット練習
ボールを打つ数が少なかったり、練習する時間が限られている、などのケースではボール貸しの練習と相性がいいです。
こんな練習をするなら打ち放題!
打ちっぱなし練習場へ行ったとき、時間打ち放題の練習と相性のいい練習方法はこちらです。
- アプローチ練習
- 数多くスイングをこなす練習ドリル
ボールを打つ数が必然的に増えていく練習方法では、ぜひ時間打ち放題を利用するといいでしょう。
打ちっぱなし練習場のシステムを上手に使い分けよう
打ちっぱなし練習場のシステムを上手に活用して、お値打ちにゴルフの練習をすすめていきましょう。
そのためには練習場へ行く前には、「今日どんな練習をするのか」目的を明確にしてから向かうと無駄が少なくなるかもしれませんね。