ゴルフ初心者がまずやるべき練習方法をチェック

はじめてのゴルフ知識

ゴルフの道具が揃って練習場に通い始めた、というゴルフ初心者の方。

最初って一体どんな練習をしていいのか、よくわからないのではないでしょうか。とにかくひたすらスイングすればいいというものではなく、やっぱり上達しやすい効率の良い練習方法というものがあるんです。

本当はゴルフの初心者レッスンに入るのが一番の上達の近道です。でもなかなかレッスンに入るのは敷居が高い、と感じている人も少なくないんですよね。

とりあえず最初は自分で練習をしていきたい!というゴルフ初心者の方に、打ちっぱなし練習場や家でのおすすめの練習方法をお教えしたいと思います。

ゴルフ初心者におすすめ!打ちっぱなし練習場の練習方法

ゴルフ初心者の方は打ちっぱなし練習場にまず通うことへなるはずです。そこで打ちっぱなし練習場でぜひやって欲しい練習方法になります。

ぜひご覧ください!

ゴルフスイングの基本ドリル!体とクラブを同調させよう

ヘッドを体の中心から外さないようにハーフショット

アドレスからフォローまで、小さく半分程度のスイングをして打つハーフショットの練習。

これはゴルフの上級者も積極的に取り入れている練習方法ですが、初心者にも絶大な効果が期待できます。

振り幅は腰の高さから腰の高さまで。

このときに気を付けたいのは、手を使ってクラブを振るのではなく、腰や状態を捻じって手の形はあまり変えないこと。

そのときに胸の中心からヘッドが外れないように、体を後ろに捻じる、体を前に捻じり戻すという動き(ボディターンと呼ばれます)でボールを軽く打つ練習を繰り返していきましょう。

たったこれだけのスイングでもあたりが良いときと悪いときの差が出ますし、フルスイングよりも自分でいい形を感じやすいのがメリットです。

ひたすらこのハーフショットを繰り返して、打つ感覚を養っていきましょう。

ショートアイアンで狙いを定めて打とう

アプローチウェッジや9番アイアンのショートアイアンを使って、方向を狙って打つ練習も打ちっぱなし練習場でのおすすめの練習方法です。

ゴルフ初心者はとにかく力いっぱいスイングして、方向よりも飛距離を重視する傾向が強いのですが、方向にこだわって練習してみましょう。

このときスイングの力はせいぜい7割から8割程度。

ボールが飛び出していく方向は、インパクトした瞬間のフェースの向きで決まります。打ちたい方向にフェースがしっかり揃えられるように意識して、ボールを打つのがポイントです。

最初はなかなか狙った方向に打てないものですが、大事なのはその方向に「打とうとする」ことです。

ゴルフ初心者におすすめ!自宅での練習方法

打ちっぱなし練習場へ毎日毎日通える人ばかりではありません。

そこで家でもできる初心者におすすめの練習方法を紹介します。自宅でコツコツ練習すればコースデビューもぐっと近づいてくるでしょう。

アプローチ練習は部屋の中でもやりやすい!

家にショットマットだけ用意すれば、アプローチ練習は部屋の中でも気軽にできる練習なので初心者にもおすすめです。

アプローチ練習は地味ですが奥が深く、狙ったところにボールの高さを変えてアプローチ練習をするなどバリエーションもたくさんあります。

ひとまずショットマットを置いたら、目標となる位置に座布団などをおいてそこにボールを落とす練習をしてみましょう。

距離は1メートルでも2メートルでも問題ありません。短い距離のアプローチ練習は、上達への秘訣がたくさん隠されていますよ。

家でできるゴルフ上達練習法!1ヤードアプローチで差をつけろ!

パターマットでパッティング練習

ゴルフの自宅練習の代表とも言えるパッティング練習。パターマットを1つ購入して、ぜひとも毎日1分でもいいのでやってみましょう。

パターマットもただカップにボールを入れるだけでなく、距離ピッタリで狙ったり、強めに狙ったりと、色々なバリエーションを増やして練習できます。

素振りでクラブが地面を擦るように

家の庭でもできる練習に素振りがあります。素振りもかなり有効な練習方法なので、ぜひ初心者の方におすすめしたいと思います。

ただ普通に振るだけでなく、1回1回インパクトのところで芝をかすめるように狙ってみてください。

アスファルトやコンクリートの場合は、ショットマットを下に敷いて素振りをしてみてください。

ショット前のルーティンでも有効なので、ラウンドに行ったときにきっと役立ってくれるでしょう。

ゴルフ初心者が注意すべき練習方法!こんな練習は効果が薄い

ゴルフ初心者におすすめの練習方法を紹介しました。

そしてもう1つ紹介させてもらいたいのが、あまりおすすめできない練習方法です。

実は打ちっぱなし練習場でもよく見かけるんですが、次に紹介する練習方法はあまり効率的ではないんです。

フルスイングで数を求める練習

とにかく毎回フルスイング!根性!という声が聞こえてきそうなフルスイングをずーっと続けている方を見かけます。

「今日は200球打った!」

「おれは300球!」

のように数を競う練習はあまりおすすめできません。

フルスイングではキレイに当たった時には本当に気持ちがいいですし、飛距離もよく出ます。ただゴルフの練習になるかと問われると、正直微妙と言わざるを得ません。

フルスイングでは自分のクセを修正するのは難しいですし、自分がどんなスイングをしているのか客観的に確認しにくいためです。

スイングする力を付ける、という目的もあるかもしれませんが、ゴルフ初心者の場合はまずスイングの力を付ける前に、正しいスイングを身に付ける方が先決です。

間違ったアドレスやスイングで練習を続ける

間違ったアドレスやスイングのまま練習を続けてしまうのも、あまりおすすめできない練習方法です。

いろいろな理論がありしますが、最終的には「いかに力強く、確率の高いスイングができるか」という目的は同じです。

アドレスやスイングが間違っていると、びっくりするほど上達が遅れてしまいます。正しいアドレスやスイングを再度確認した上で、おすすめの練習方法をお試しください。

ゴルフ上達のポイントは”アドレス”にあり

ゴルフ初心者が最初に覚えた方が良いスイングのポイント

 

初心者だからこそ正しい練習で上手くなろう!

ゴルフ初心者はなかなか練習の進め方が分からないかもしれません。でも正しい方法で練習を重ねていけば、コースデビューまでの道のりも非常にスムーズになります。

初心者だからこそ、正しく効率の良い練習をしてラウンドデビューをしたいものですね。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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