アプローチの種類とは? 3種類を解説!
ゴルフではグリーン周りからのアプローチでいかに寄せられるかがとっても大切です。
特に距離のあるショットをなかなかグリーンに乗せられないアマチュアでは、このアプローチがスコアの良し悪しに大きく影響します。
アプローチには3種類ありますが、それぞれの特徴などを見ていきましょう。
高いボールで落とすアプローチ! ピッチショット
高くボールを上げてピンを狙っていくアプローチがピッチショットです。
使われるクラブは、ロフトの大きなサンドウェッジや56度、58度、60度が多くなります。
ピンとボールの間に池やバンカーがある。ボールを落としたところからあまり転がしたくない。といった状況でよく使われるショットです。
少しフェースを開いてロフトを増やして打つのがコツで、距離があるアプローチショットでは、しっかり上から打ち込んでいけばバックスピンもかけられるショットです。
ただミスが出ると、グリーンをオーバーしてしまったり、ボールが全く飛ばなかったりするケースもあるので注意が必要です。
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転がして寄せるアプローチ! チップショット
ボールを低く転がしてピンを狙っていくアプローチがチップショットになります。
このチップショットではグリーン周りから9番アイアンなどの比較的ロフトの立ったクラブを使って、ボールを転がしていくのが特徴です。チップショット専用のチッパーというクラブも存在しています。
転がして打っていくので、ミスショットをしてグリーンをオーバーしたり、ダフってボールが全然進まない、というミスが少なくなります。ただ転がして打っていく関係上、ピンまでの間に障害物があると使えなくなってしまうのが難点です。
堅実にいくならこのチップショットがおすすめです。
参考記事:
上げて転がす! ピッチエンドラン
アプローチの基本、とも言われているこちらのピッチエンドラン。
キャリーとランが大体同じくらいになるように、ボールは上がるけれどもランも出るというアプローチです。
ボールの落としどころを決めて打つのがポイントで、落ちたボールは傾斜や芝目によって転がっていきます。ただ真っすぐ狙うだけでなく、傾斜も考えてボールの落としどころを決められるようになると、次のパットが決めやすくなるでしょう。
参考記事:
状況に応じたアプローチを使い分けよう
高いボールでピンをデッドに狙えるピッチショット、手前から転がして比較的安全に狙えるチップショット、キャリーで落としたところからランで寄せていくピッチエンドラン。
それぞれのショットにメリット、デメリットがありますので、状況に応じて最適なアプローチを使い分けられるといいですね。
アプローチの引き出しが増えれば、どんな場面にも慌てることなく対応できるようになりますよ。