ゴルフグリップの交換目安はどれくらい?
ゴルフのグリップって皆さん交換していますか?
ゴルフを頻繁に楽しんでいるゴルファーならば、1年から2年くらいの頻度でグリップ交換をしている人も多いと思います。
しかし練習やラウンドも「たまにしか行かない」という方は、意外と購入時のまま使っているという人も多いのでは?
今回はゴルフグリップの交換目安について見ていきたいと思います。
グリップは使わなくても劣化する!?
ゴルフのグリップですが、使えば劣化するのは当然です。でも実は使っていなくても劣化が進んでしまうのもなんです。
グリップはゴムやラバー、エラストマーなどの素材が一般的で、中でも人気なのがゴムのグリップです。ゴムは酸素や紫外線に触れると劣化が進んでしまうため、ラウンドや練習にほとんど行かないという方でも、グリップ力が落ちてきてしまうんです。
一般的にはラウンド数は20から30ラウンドくらい、なんて言われているグリップの寿命ですが、年に数回しかゴルフをしない人にとってはかなりの年月を必要としますからね。
グリップ交換の目安は1年から2年で
グリップのラウンド数については20から30ラウンドくらいが交換目安ですが、期間で考えれば1年から2年程度が妥当です。
そこで気を付けたいのが、ゴルフクラブの保管方法です。
一番良くないのが車のトランクに積みっぱなし、というケースです。夏になれば車内の温度はかなりのもの。ゴムの劣化を早めるにはじゅうぶんな環境ですよね。
また日光にさらされるような場所に保管をしている方がいればこちらも要注意です。
一般的にはキャディバッグに入れて、物置や車庫、家の中に保管している方が多いのではないでしょうか。
しかし雨ゴルフだった場合には、クラブを拭いてどこかに立てかけて乾燥させておくと思います。このとき日光に当たる場所に立てかけてしまって片づけるのが億劫になってそのまま、というケースもたまにあります。
グリップをなるべく長持ちさせるためにも、保管方法にはちょっとだけ気を遣っておきたいものですね。
グリップ交換をするタイミングは表面の硬さをチェック
グリップ交換をするタイミングですが、まず表面の硬さを見てみましょう。
指先で押してみたときに、吸い付くような感触で柔らかくなっていればまだ大丈夫です。時間が経過したグリップは、グリップの表面が少し硬くなってきて、吸い付くような感覚がありません。
この状態になっていれば、間違いなく交換のタイミングです。
拭いてもグリップが戻らない場合は交換サイン
ラウンドや練習の途中でグリップが滑り始めてしまう、という方も交換サインです。汚れや汗がグリップに付着すると、それが原因で滑り始めることもあります。そのため水拭きなどでグリップを拭いてあげるんですが、これでグリップ力が戻らない場合は交換のサインと思ってください。
普段なかなかグリップの掃除をする方は少ないかもしれませんが、グリップ力が落ちてきたなぁ……と感じている方はぜひ一度グリップの拭き掃除をしてみてはいかがでしょうか。
グリップを定期的に交換して思い切ったスイングを
グリップの交換目安についてお話してみました。
これまでグリップなんて気にしたことがない、という方は、ぜひご自身のグリップをチェックしてみてくださいね。
ゴルフグリップはお近くのショップなどでも気軽に交換してくれますよ。また自分でグリップ交換をしても大丈夫です。ぜひこちらを参考にしてみてください。