ユーティリティって一体どんなクラブなんだろう?

ゴルフクラブ・ギア

ドライバーはティーショットで飛距離を稼ぐクラブ、アイアンは狙った距離を飛ばすクラブ、などゴルフクラブには明確な役割があります。

中でもちょっとハッキリしないのがユーティリティ。フェアウェイウッドとアイアンの中間の性能を持っています。しかも飛距離もショートウッドやロングアイアン、ミドルアイアンと重なるものが多いんですよね。

ユーティリティというクラブはどんな役割のクラブなのか、ちょっと見ていきましょう。

ユーティリティの登場で姿を消したロングアイアン

古くはユーティリティというカテゴリはありませんでした。ユーティリティが登場したのが2000年前後からなんです。

このユーティリティは「ハイブリッド」「レスキュー」とも呼ばれています。

ユーティリティの飛距離はショートウッドやロングアイアンがカバーする飛距離と同じなのです。

昔は3番アイアンや4番アイアンがバッグに入っているのが当たり前でした。しかし、これらのアイアンよりも打ちやすく扱いやすい、という理由からロングアイアンに代わる存在として爆発的に広がりました。

今ではロングアイアンは多くのゴルファーのバッグから姿を消して、その代わりにユーティリティが選ばれています。

ユーティリティはフェアウェイウッドが打てないところからも打てる

フェアウェイのような打ちやすいところからのショットならば、フェアウェイウッドでもユーティリティでも大きな違いはありません。

しかしラフに入ってしまうなど、フェアウェイウッドの広いソール幅が邪魔になるケースでもユーティリティなら打てる場面が少なくありません。

ティーショットでフェアウェイを捉えられる確率は70%あれば、プロゴルファーでも高い方です。

それがアマチュアともなればさらに確率が下がるのは当たり前。フェアウェイを外しても、セカンドショットで飛距離を狙っていけるユーティリティの存在はアマチュアの強い味方です。

アイアンの打ちにくいところを解消している

アイアンは長くなればなるほど、捕まりにくい、ミスショットが増えるなどのデメリットがあります。

ロングアイアンをコントロールするには、扱いがシビアなため、それなりの練習量と習熟度が求められます。

そのロングアイアンの使いにくい部分を解消したのがユーティリティです。アイアンよりもしっかり捕まりますし、ボールが上がりやすいのはユーティリティの形状だからこそ。

また多少ダフっても、ソール幅があるので芝を滑ってミスになりにくいんです。

ロングアイアンをあえて使うメリットもなくはないですが、ユーティリティを使うデメリットは非常に少ないんです。扱いにくいロングアイアンを抜いて、ユーティリティを入れているゴルファーが多いのも納得です。

フェアウェイウッドとアイアンのイイトコ取りがユーティリティだ

フェアウェイウッドでは打てないところからも打てる、アイアンの打ちにくい欠点をカバーしている、という両方のクラブのイイトコ取りをしているユーティリティ。

同じ飛距離が狙えるのならば、より簡単な方がゴルファーにとってはプレッシャーも少なくなりますから、たくさんの人にユーティリティが選ばれている理由なんですね。

使いこなすには難易度の高い5番アイアンや6番アイアンすらも抜いて、代わりにユーティリティを入れるゴルファーもいる程です。

遠くまで飛ばせるのに易しいクラブ。これがユーティリティなんです。

一般的なユーティリティのセッティングは?

ユーティリティは17度前後から30度までのアイテムが多いですね。

これは5番ウッドから6番アイアンの飛距離をカバーできるラインナップになっています。

そのためフェアウェイウッドは3番ウッドのみ。アイアンは5番アイアンを抜いて6番アイアン以下で揃える。その間をユーティリティで埋めるというセッティングが多く見られます。

6番アイアンとユーティリティでは同じ飛距離が出るものも多くなりますが、そこはシチュエーションで使い分けるのです。

19度、22度、25度くらいのロフト角でユーティリティを選ぶと丁度いい飛距離の階段ができますよ。ユーティリティ3本体制で行くのか、ここに28度をもう1本追加して4本体制でいくのかはお好みでどうぞ。

上手くつかいこなせば、ゴルファーの強い味方になってくれるユーティリティ。ぜひあなたの得意クラブにしてみてください。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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