鉛をドライバーに貼るとどんな効果が?どこに貼ればいい?
ドライバーの性能をちょっとだけ”味変”したいときに便利なのが鉛。
鉛をドライバーに貼って、重心距離を変えたり、重心の深さを深くしたりなど色々なチューンができます。
でも鉛チューンをドライバーにやってみたいけど、どこに何を貼ればいいのかよく分からない!という人も多いのではないでしょうか。
そこで鉛をドライバーに貼るとどんな効果があるのか、またどこに鉛を貼ればいいのかを見ていきたいと思います。
手軽で安い、それでいて効果絶大なドライバーの鉛チューンをぜひお試しください!
ヘッドの底面に鉛を貼ると重心高さが低くなる
鉛をヘッドの底に貼ると重心高さが低くなります。
重心の高さが低くなるとボールの打ち出し角が高くなって、バックスピン量も減っていきます。
バックスピン量の減少効果は、飛距離を伸ばすためにはものすごく有利なポイントです。バックスピン量が増えすぎて飛距離が伸びにくいスライサーの方にぜひおすすめしたいチューニングの1つです。
ヘッドの後方に鉛を貼ると重心が深くなる
ヘッドの後方に鉛を貼ると重心が深くなります。重心の深さが深くなると、フェース面のスイートスポットが広くなって、インパクトのポイントが多少バラついても安定したショットが打ちやすいメリットがあります。
またインパクトの瞬間にヘッドが上を向きやすくなり、さらにフェースが閉じる方向に力が働きます。
ヘッドの後方に鉛を貼ると、打ち出し角が高くなってつかまりやすいボールが打てるんです。
逆にヘッドの前方に鉛を貼ると逆の現象が起きます。打ち出し角が低くなってつかまりがマイルドな特性に変化します。
ヘッドのトゥ側かネック側か?重心距離の長さが調整できる
ヘッドのトゥ側に鉛を貼ると、よりオートマチックにヘッドがターンしていく味付けになります。自分が操作する幅を小さくして、クラブに仕事をさせたい人はトゥ側に鉛を貼りましょう。
ヘッドのネック側に鉛を貼ると、ヘッドが返りやすい特性になります。フェースターンを積極的に使っていきたいゴルファーにとっては操作の幅が広がります。
鉛を貼ったらクラブのバランス調節を忘れずに
簡単にクラブの特性を変えられる鉛チューンですが、鉛をヘッド部分に貼るため、どうしてもクラブバランスが崩れてしまいます。
そのためヘッドの特性だけでなく、全体のバランスも元通りになるよう調整するのがポイントです。クラブバランスを調整しないと、バランスが重くなって振り遅れなどの原因にもなりますし、これまでのスイングの感覚が狂ってしまいます。
鉛チューンをしたときには、クラブのバランス調整もセットで行うようにしてください。
簡単!安い!鉛チューンでドライバーが生まれ変わる!?
ドライバーに鉛を貼るだけ、というものすごく原始的で簡単なチューニング方法をご紹介しました。簡単でさらに値段もものすごく安いだけでなく、ドライバーの性能を大きく変えられるわけです。
この鉛チューンであなたのドライバーの悩みを解決に導いてみてはいかがでしょうか。