ゴルフクラブのシャフトの硬さをチェック

ゴルフスイングの基本と練習法

ゴルフクラブを選ぶとき、同じクラブでもシャフトの硬さが違うものがいくつかラインナップされています。ゴルフクラブ購入の決め手の1つにもなるシャフトの硬さは、どういう人がどの硬さのシャフトを選べばいいのでしょうか。

シャフトの硬さの見方もこちらで確認してみましょう。

シャフトの硬さ:メンズ用

シャフトの硬さ表記 こんな人に向いています
X パワーのあるアスリート向け
S 標準的~パワーのある方向け
SR やや力のない方~標準的な方向け
R 力のない男性(レディースで振れる方はメンズ用Rを使う方も多い)

メンズ用として一般的に販売されているものはこの4つ。

Xはアイテムによってはラインナップがなかったり、別注となったりします。

ざっくりとスポーツ経験などがあって、一般的に体力、パワーがある方はS。標準的な方はSR。力の無い方はR。と分かれています。

シャフトの硬さ:レディース用

シャフトの硬さ表記 こんな人に向いています
L 標準~力のある方向け
A 力がない方向け

実はメンズ用に比べてラインナップが非常に少ないレディース用クラブ。力のある女性が使うLと力がない方が使うAの2種類しかありません。男性程細かく分けられていないんです。

しかしゴルフ女子の中でもゴルフ歴が長くなってくると、しっかり振り切れるパワーが付いてきている方も多いんです。そんな方はメンズ用のRを使っているゴルフ女子も多いんですよ。

柔らかすぎるシャフトはデメリットが多い

普段Sを使っている男性が、Rを使ってもいいのでしょうか。

振れるか振れないかで考えれば振れますし、打てないこともありません。ただ自分の体力と比べて柔らかすぎる、いわゆるアンダースペックのシャフトはデメリットが多いので注意しましょう。

それはスイングしたときにシャフトがしなりすぎてしまうんです。するとインパクトの瞬間にぴったりとタイミングが合わなければ真っ直ぐ飛ばなくなり、ミスに対する寛容性が下がってしまいます。

そのためシャフトの硬さは自分がスイングしやすいジャストの硬さをチョイスするのが大切です。

統一基準が無い!?メーカーごとに硬さが違う

このシャフトの硬さなのですが、統一の基準というものが存在しません。

そのためあるメーカーではSのシャフトなのに、あるメーカーのSRよりも柔らかい、ということもあり得るんです。そのため

「オレはSだ!」

「ボクはRを使ってるから」

と、硬さだけで選んでしまうと振り心地が大きく変わってしまう可能性もあるんです。

ヘッドスピードが基準 でも・・・?

大体ヘッドスピードでクラブの硬さを選ぶ方が多いようなイメージです。しかしヘッドスピードだけで厳密に決められるわけではありません。力があってもヘッドスピードが出ない人もいれば、力がなくてもヘッドを上手に走らせてヘッドスピードを稼いでいる方もいます。そのため大体の基準はあるものの、ヘッドスピードだけで決められるわけではないんです。

メーカーごとに硬さも違う、スイングもそれぞれ違う、となるとやはりシャフトの硬さは試打などをしてから決めた方がいいという結論になります。こちらはあくまで一般論ですので、最終的には自分のフィーリングやスイング、体力と相談して決めてみてくださいね。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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