マッスルバックアイアンのメリットと使い方

ゴルフクラブ・ギア

アマチュアゴルファーにとっては高嶺の花とも言えるマッスルバックアイアン。マッスルバックの一般的な認識は「難しい」「使いこなせない」というものが大半を占めていることでしょう。

そこで今回はあえてマッスルバックを選ぶメリットやその使い方について見ていきたいと思います。

マッスルバックを選ぶべき人やマッスルバックアイアンを使うメリット、使い方などはあるのでしょうか。

マッスルバックの特徴は?

まずアイアンにおけるマッスルバックの特徴を見ていきましょう。マッスルバックの特徴を見れば、マッスルバックを使うべき人やマッスルバックの恩恵を受けられる人が見えてくるかもしれません。

捕まりにくい

筆者所有のブリヂストンJ15アイアンとTOUR-B X-BLADE ヘッドの厚みの違いがよくわかる

マッスルバックの特徴として、ヘッドの厚みが少ないのが特徴です。これによって重心深度が浅くなり、ボールの捕まりが抑えられます。

これはボールの捕まりに直結するポイントでもあり、捕まりにくいクラブであることがマッスルバックの特徴となるんです。

ボールが曲がりやすい

重心の深さが浅いことで、バックスピンが入りにくくなるのも特徴です。バックスピンが少なくなるとサイドスピンの影響を受けやすくなりボールが曲がりやすくなる特徴が出てきます。

スイングが安定している人ならばある程度サイドスピンも安定させられますが、スイングが不安定な人がマッスルバックを打つとボールが左右に散ってしまってまとまらない、というスコアを崩す要因の1つとなる可能性もあります。

ボールが上がりにくい

マッスルバックの持つ重心深度が関係する指標としてもう1つ見逃せないのが、ボールが上がりにくくなるのが挙げられます。そのためある程度ヘッドスピードがあって、上から打ち込める人でないとマッスルバックのアイアンはショットに高さが出ない可能性が出てきます。

ミスヒットに対する寛容性(やさしさ)が少ない

筆者所有のブリヂストンJ15アイアン(右)とTOUR-B X-BLADE(左) バックフェースの構造で重量配分や重心深度が変わっている

マッスルバックの特徴の中に、ミスヒットに関する寛容性がない、という評価も見受けられます。これはスイートスポットが重心深度が浅いことにより、狭くなるのが原因です。

スイングが安定しないゴルファーにとっては、毎回同じポイントでヒットできるわけではありません。簡単に打てるクラブか、と問われるとマッスルバックは簡単ではないクラブ、という特徴が出てくるのです。

そもそもマッスルバックは本当に難しいのか?そして打てないのか?

さて、これまで見てきたマッスルバックの特徴ですが、見れば見るほど難易度が高そうな印象を受けてしまいます。

しかしマッスルバックは本当に難しいのでしょうか。そして本当に打てないのでしょうか。

答えはYesでもありNoでもある、という結論になります。

それは毎回スイングやショットのポイントが安定していないゴルファーにとっては、扱うには手に余るクラブだからですね。

逆に毎回スイングやショットのポイントが安定しているゴルファーにとっては、マッスルバックのデメリットを丸ごと抑え込める可能性があるわけです。

実際にゴルフ初心者であってもマッスルバックアイアンでしっかり当たったときは、ポケットキャビティ等のやさしいアイアンと遜色ない打球が打てるんです。重心が浅くてスイートスポットが小さい分、ナイスショットの確率は下がるのですが・・・

マッスルバックのメリットと使うべき人の特徴は?

さてそれではマッスルバックアイアンを使ったときのメリットと、マッスルバックアイアンを使うべき人の特徴を見ていきたいと思います。

難しいと行って敬遠しているだけでなく、マッスルバックに対する知識を深めてかっこよく使いこなしてみてください。

アイアンの打点が安定している

まずマッスルバックを扱えるゴルファーの必須条件として、アイアンの打点が安定している人でしょう。

スイートスポットが狭い分だけ、ミスがそれだけ許されないのがマッスルバック。逆に言えば安定したショットを打っていける人にとってはデメリットにはなりえません。

左へのミスを軽減したい

ボールの捕まりが控えめなのがマッスルバックの特徴でしたが、これは左へのミスが少ないことの裏返しでもあります。

ボールをしっかり叩きに行けるゴルファーの中には、左方向(引っ掛け、チーピン)のミスを出したくないという人がいます。

そういった人が安心してボールを叩いていけるのがマッスルバックアイアンです。ボールが捕まらないというクラブの性能はマイナス面ばかりではないんです。

ドローとフェードをコントロールしながら打ち分けたい

マッスルバックを使うときに一番大きな恩恵を受けられるのがこれです。

深い重心のクラブを使うと、ドローやフェードの打ち分けはできないことはないけれど「限界がある」というのが正直なところです。

しかしマッスルバックならば、ドローやフェードの曲げ幅はかなり大きくできます。さらに打ち分けもヘッド軌道やフェースの返し方で、ある程度狙ってコントロールしやすくなります。

刻まなければいけないような場面でも、左や右からボールを回すというショットの選択肢が増えるので、積極的にボールをコントロールしていきたい人はマッスルバックがおすすめです。

見た目もかっこいいマッスルバック!

マッスルバックは昔のように難しいモデルばかりでも無くなってきています。各社の設計によってマッスルバックながら打ちやすさを追求しているモデルも増えてきました。

さらに打感の良さや見た目のかっこよさなど、マッスルバックが持つ魅力は優しいアイアンとは一線を画しているものがありますよね。

マッスルバックアイアンを使いこなして、ナイスショットを目指しちゃいましょう。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

プロフィール

関連記事一覧