パターの形は3種類!それぞれの形状の特徴をチェック

ゴルフクラブ・ギア

皆さんはどんな形のパターを使っていますか?

パターの形は3種類あって、それぞれにメリットやデメリット、見た目の好みの問題などがあります。

形による大まかな特徴を知って、自分の使いやすいパターを見つけてみましょう。

パターの形状:ピン(ブレード)タイプ

構えたときに、ブレード状になっているのがピン(ブレード)タイプのパターです。

出典:Amazon.co.jp

 

パターと言えばこの形を思い浮かべる方も多いでしょう。それではピンタイプのメリットとデメリットを見てみましょう。

ピン(ブレード)タイプのメリット

ピン(ブレード)タイプのメリットは見た目がスッキリしており、構えやすいところでしょう。

フェースを開閉させてパッティングするタイプのゴルファーに合うとされていて、軸を中心にパターを振るイメージの方はぴったり合います。

また距離感やボールの強さを感覚で合わせる、感覚派のゴルファーに向いているとされています。

またそのスマートな形状から、見た目を好む方も多く、キャディバッグに入れてもスペースを圧迫しないメリットもあります。

小型のキャディバッグを使っている人には、スマートなピン(ブレード)タイプは地味に嬉しい形状です。

ピン(ブレード)タイプのデメリット

ピン(ブレード)タイプのデメリットを見てみましょう。

後述する他のパターよりも重心深度が浅く芯がほんの少し狭いので、ミスヒットに対する寛容性は一歩劣ります。

パターの打点がバラつきやすいゴルファーは、距離感が変わってしまったり、方向性がズレやすくなってしまったりとデメリットを感じる場面も出てきます。

パターの形状:マレットタイプ

上から見たときにかまぼこのような形をしたパターがマレットタイプです。

出典:Amazon.co.jp

上から見たときの面積がピン(ブレード)タイプよりも大きくなっています。マレットタイプのメリットとデメリットを見てみましょう。

マレットタイプのメリット

ピン(ブレード)タイプよりも面積が大きいため、重量を周囲に配分させられます。それによって重心の深さを深くして、芯の広さを大きく確保できるのがメリットです。

パターとはいえ毎回小さな芯で打ち続けるのは難しいですが、この芯を少しでも広くして、ミスヒットに対する寛容性が高くなっています。

また構えたときに、後方が大きくせり出しているので、真っすぐ引いて真っすぐ打つイメージを出しやすいのです。パッティングの際、安心感を持ってパットに臨めるのは心理的にも有利になるでしょう。

マレットタイプのデメリット

重心距離が深くなっているので、ピン(ブレード)タイプよりも手の微妙な感覚が伝わりにくいケースがあります。

手に伝わるダイレクト感はピン(ブレード)タイプに譲ります。パターの距離感を感覚で合わせていくゴルファーより、振り幅で調整したいゴルファー向けです。

パターの形状:ネオマレットタイプ

マレットタイプよりもさらに大きなヘッド形状をしているのがネオマレット。形も四角や2本のツノが出ているようにみえる形まで様々です。

出典:Amazon.co.jp

この形状はどれも重心深度を深く、ボールへのコンタクトを安定させるためにこのような形状になっています。

ネオマレットタイプのメリット

大きな形状で重心深度はピカ一。そのためミスヒットに強く、ミスヒットをしてもフェース面のブレが少なくて済みます。

そのため方向性がズレにくく、安定したパッティングを期待できる形状です。

また大きな見た目から、真っすぐ引いて真っすぐ押し出す、というイメージがマレットタイプ以上にイメージしやすくなっています。

ネオマレットタイプのデメリット

大きなヘッドからボールをパッティングしたときの強さがボケやすく、感覚で距離を出すゴルファーには少し不向きかもしれません。

裏を返せばスイングの振り幅で距離を決めているロジカルなゴルファーにはマッチする可能性も。

あとはメリットでもあるヘッドの大きさ。これは収納のときにはデメリットになって、キャディバッグ内を圧迫します。小さなキャディバッグではちょっと邪魔に感じるケースも出てきます。

ピン、マレット、ネオマレット 貴方のお好みはどんな形状のパター?

パターの形状3種類を紹介しました。

それぞれメリットとデメリットを挙げましたが、好みでない形でも「なんとなくフィーリングがいい」と感じる場合もあります。

あくまで傾向の話なので、「こんな傾向があるんだな」程度に覚えていただいて、あとは色々自分で試してみてください。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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