ディスタンス系とスピン系 ボールでパットの距離感が変わる!?
皆さんは普段お使いのボールって何でしょうか?
スピン系? ディスタンス系? 中にはあまり気にせず、色々な銘柄をバラバラに使っているゴルファーもいるかもしれませんね。
ゴルフでは飛距離が出るディスタンス系、アイアンでしっかりスピンが入るスピン系、それぞれは有名ですが、果たしてパットでの距離感に違いは出るのでしょうか?
ボールによってパットの距離に違いが出るかどうか、チェックしてみたいと思います!
ディスタンス系とスピン系 違いはカバーにあり!
ディスタンス系のボールとスピン系のボールでは、ボールの構造が違っています。ディスタンス系は柔らかい内部に固い外殻。反面スピン系は固い内部に柔らかい外殻となっています。そこでパットに影響してくるのは一番外側のカバーです。
アイアンやドライバーではカバーが大きくたわんで、ボールが飛んでいきますが、パットではそのような変形は起こりません。一番外側のカバーにパットの距離感が影響されるんですね。
柔らかいカバーのスピン系はインパクトのパワーが吸収される
ここで柔らかいカバーのスピン系のボールは、パッティングのときに、ほんの少しだけ柔らかさを感じます。外側の柔らかいカバーのおかげで、パッティングの一瞬だけボールがフェースに食いつくような感触が手に残ります。
スピン系のボールはカバーが柔らかいので、インパクトでパワーがほんの少しだけ吸収されてしまうんですね。
固いカバーのディスタンス系はフェースで弾く!
ディスタンス系のボールは固いカバーが特徴です。
パッティングのときには、ボールそのものの固さが感じられ、フェースで弾くような感触になります。
ディスタンス系は固いカバーなので、インパクトの瞬間にボールを弾くのでパワーのロスが少ないんです。
パットでもやっぱりディスタンス系ボールは「飛ぶ」
実際にディスタンス系のボールとスピン系のボールを打ち比べてみると、わずかながら違いを実感していただけると思います。
全く同じ振り幅でボールを並べて打ってみると、スピン系が短めになり、ディスタンス系は距離が出るんです。わずかな違いですが、パットはわずかでも変わってしまえばカップには入りません。
パッティングの距離感を合わせるためにも、ボールは合わせて使っていくようにしましょう。距離感がなかなか揃わないゴルファーの方は、もしかしてボールをスピン系とディスタンス系、ごちゃまぜにして使ってませんか?