初めてユーティリティを購入するならロフト角は何度がいい?

ゴルフクラブ・ギア

ゴルフを始めてまず一番最初に揃えるクラブはドライバーやアイアンセット、サンドウェッジ、パターでしょう。

そこに単品のウェッジやフェアウェイウッドを追加して、少しずつセッティングができてくるんですよね。そんな中多くの方が一番最後に購入することになるであろうクラブがユーティリティではないでしょうか。

このユーティリティというクラブですが、フェアウェイウッドとアイアンのイイトコ取りをしたクラブとしてゴルファーの間でも人気のクラブ。

でもロフト角や番手の関係上、どれを選んだらいいのかよくわからないものです。そこで最初に購入すべきユーティリティは、ロフト角が何度のものを選ぶのが正解なのか見ていきたいと思います。

メンズゴルファーが最初に選ぶユーティリティのロフト角は?

それではまずメンズゴルファーが最初に選ぶべき、ユーティリティのロフト角を見ていきたいと思います。

ユーティリティを選ぶときに大切なのがフェアウェイウッドとアイアンのロフト角です。

フェアウェイウッドは18度前後のロフト角。5番アイアンのロフト角は24度前後のものが多くなっています。そのためちょうどその間の21度前後のモデルだと、飛距離の階段も作りやすくなってきます。

そのため21度のロフト角のユーティリティがメンズゴルファーにとっては第一選択になってくるのではないでしょうか。

ただ注意したいポイントが1つあります。それはストロングロフトの「飛び系アイアン」を使っている方。飛び系アイアンの場合、5番アイアンのロフト角が20度前後のものも少なくありません。

こうするとロフト角だけ見れば、アイアンもユーティリティも同じになってしまいますよね。ただこうした場合には、ミスが多く、初心者にはちょっと難しいとされる5番アイアンを抜いてしまって、変わりに21度のユーティリティを入れるセッティングもおすすめです。

レディースゴルファーが最初に選ぶユーティリティのロフト角は?

続いてレディースゴルファーが最初に選ぶユーティリティのロフト角を見てみましょう。

メンズほどクラブの種類が多くないレディース用は、ある程度ロフト角も似通っているので、今回はテーラーメイドのSIMグローレレディースシリーズを例にとってロフト角を見ていきたいと思います。

SIMグローレのフェアウェイウッドは3番が16度、5番が19度、7番が22度になっています。

そしてアイアンは7番アイアンからのセッティングでロフト角は29度。単純に7番ウッドと7番アイアンの間を埋めるだけならば、25度か26度のユーティリティ(テーラーメイドは”レスキュー”という呼称を使用)をチョイスすることになります。

ただSIMグローレのレスキューは#4が22度、#5が24度、#6が27度のラインナップ。

多くのレディースゴルファーが3番ウッドは使わず、フェアウェイウッドは5番と7番の2本。そのためアイアンとの兼ね合いを考えると24度か27度のユーティリティがまず最初に入れるべきユーティリティのロフト角ということになるでしょう。

またレディースゴルファーはアイアンを苦手としている方も多いため、飛距離がある程度残っていれば必ずと言っていいほどユーティリティを握る人もいます。そうなると比較的飛距離が出しやすい#5の24度の方が重宝する可能性が高くなりますね。

苦手クラブを思い切ってユーティリティに切り替えるのもあり

ユーティリティを最初に購入するならロフト角は何度のユーティリティがいいのか?という本記事ですが、もちろん1本しか入れていけないわけではありません。

フェアウェイウッドとアイアンの間をユーティリティで埋めるだけでなく、アマチュアが苦手としている5番アイアンの代わりにユーティリティを追加するセッティングもおすすめです。

昔の3番アイアン、4番アイアンほどではないにしろ、使いこなすのがやや難しいとされる5番アイアンはキャディバッグに入っているだけで使っていない、というゴルファーも多いクラブでもあります。その代わりに5番アイアンの飛距離をカバーするユーティリティを入れておく、という選択もできるんですね。

距離が出て打ちやすいユーティリティはゴルファーの強い味方!

ユーティリティは比較的飛距離も出て、さらには払い打っていくイメージが出しやすいクラブです。アイアンに苦手意識を持っている方にとっては、まさに救世主とでもいうべきクラブかもしれませんね。

簡単で打ちやすい、飛距離が出る、と夢のようなお助けクラブのユーティリティ。ぜひあなたのキャディバッグに1本入れて「ここぞ!」という場面で使ってみてはいかがでしょうか。

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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