ゴルフクラブ基本の握り方!グリップ3種類を画像付きで解説!
ゴルフを始めるにあたって基本となる握り方、グリップを紹介していきます。
ゴルフグリップには3種類あって、それぞれに特徴がありますので自分にぴったりのグリップを選んでみてくださいね。またゴルフ初心者の方だけでなく、経験者もグリップを変えたら感覚が良くなったというケースもありますので、ぜひご覧ください。
ゴルフグリップ①オーバーラッピンググリップ
右手の小指を、左手の人差し指部分の上に乗せて握るグリップがオーバーラッピンググリップです。
このグリップを採用しているゴルファーの比率が高いのも特徴で、最も浸透しているグリップかもしれません。オーバーラッピンググリップは、力の入れやすさや握りやすさ、利き手であることが多い右手の使い過ぎをセーブするなどのメリットがたくさんあるのが理由の1つです。
後ろから見ると、左手が右手の上に重なっているのがわかりやすくなってます。
オーバーラッピンググリップはゴルフ大国韓国ではもはや常識
幼少期の頃から基本に忠実な形、スイングを徹底的に目指す韓国のゴルフ。
韓国ゴルファーの強さは世界ランキングなど活躍している選手を見れば一目瞭然です。
韓国のレッスンでもオーバーラッピングが「最も理にかなっている」という見解を示しているコーチもいるほどで、オーバーラッピングが非常に浸透しているほどです。日本でも韓国ほどではないにしろ、オーバーラッピンググリップを採用するゴルファーがプロ、アマ問わず多い印象ですね。
ゴルフグリップ②インターロッキンググリップ
正面から見ると、オーバーラッピングの違いはほとんど無いように見えますね。しかし後方から見ると左手の人差し指に、右手の小指を絡めるようにグリップをしています。こちらのグリップががっちり固定される特徴があるグリップが、インターロッキンググリップです。
オーバーラッピンググリップよりも右手の利きを抑えられて、右手でクラブを操作するのが難しくなるグリップであるのも特徴になります。
インターロッキンググリップはグリップががっちり固定される
インターロッキンググリップはがっちりと固定されますので、力のない女性や手の小さなゴルファーが向いていると言われています。
ただ帝王と呼ばれたジャック・ニクラウスやタイガー・ウッズ、日本では松山英樹、石川遼など名だたる選手たちがインターロッキンググリップを採用しています。とても力がない、手が小さい、という特徴は当てはまりませんね。
インターロッキングとオーバーラッピングではグリップの一体感や右手の利かせ方など、フィーリングの感覚が違います。そのフィーリングがフィットしたのでしょう。
ゴルフグリップ③ベースボールグリップ
左手の人差し指の上に右手の小指を乗せるオーバーラッピング、右手の小指を絡めるインターロッキングと違って、小指を重ねずに握るグリップがベースボールグリップです。
ちょうど野球のバットを握るようにグリップするためベースボールグリップと呼ばれています。テンフィンガーグリップ、とも呼ばれています。
2つの画像とも、ベースボールグリップではありますが、左手の親指を右手で握りこむか否かの違いがあります。
少数派?違和感が少ないベースボールグリップ
ゴルフのグリップで小指を重ねるとものすごく最初は違和感を感じるものですが、「普通に握るだけ」のベースボールグリップは違和感がものすごく少ないのが特徴です。
ただこのグリップを採用しているゴルファーは、アマチュアやプロを見ても非常に少なくなります。プロゴルファーでベースボールグリップを採用している選手は、時松隆行や勝みなみなど実力派プロゴルファーが有名ですね。
自分の握りやすいグリップを試してみよう
ゴルフクラブの基本の形となる3つのグリップを紹介してみました。
それぞれ特徴などがあって、自分にどんなグリップが合っているのか試してみるのも面白いかもしれませんね。