アプローチ上手はゴルフ上手!アプローチショットの種類3つ
アプローチショットはゴルフのショットの中ではちょっと地味。でもゴルフのスコアに直結する大切なショットです。ドライバーで思いっきり飛ばすのも1打ですが、短い距離をカップに絡めるアプローチだって立派な1打です。
アプローチショットはグリーンに乗せただけの場合と、ベタピンだった場合、パット数に大きな差が出てくるのでスコアに大きな影響を与えるんですよね。
このアプローチショットなのですが、ボールの出し方によって種類があります。それぞれどんなアプローチなのか理解してアプローチショットの引き出しを増やしてみましょう。
アプローチの種類:チップショット
別名転がしアプローチと呼ばれるのがチップショットです。グリーン周りからロフトの立ったクラブやパターを使って、文字通り「転がして」ピンに寄せて行くアプローチです。
グリーン周りでカラーからのアプローチや、ピンまでの間に障害物がないときには積極的に使っていきたいアプローチがチップショットです。
パターと同じような感覚でアプローチができるので、大きなミスが出にくいのが特徴。なるべくこのチップショットを使うように心がけるだけで、ミスが減ってスコアが良くなってくるでしょう。
使用クラブはパターや7番~9番アイアン、チッパーなどのクラブがチップショットに適しています。
アプローチの種類:ピッチエンドラン
ピッチエンドランとはボールを浮かせてアプローチをして、そこから転がってピンに近づけていくようなショットをします。
手前に障害物があっても使いやすいですし、ボールをピンより手前に落とすようにコントロールしますので、ボールのイメージが出しやすいとも言われています。グリーンの傾斜も考慮しつつ、ボールの落とし所を決めてアプローチをします。
ミスショットが出にくく、ピンの手前から狙っていくのでアプローチの基本とも呼ばれますね。
グリーン周りからはもちろん、バンカー越えや池越え、ラフからのアプローチなど広い場面で使える万能のアプローチがピッチエンドランなのです。ピッチエンドランのアプローチを成功させるコツは、ボールを落とす位置を決めて狙っていくことです。
使用クラブはピッチングウェッジやアプローチウェッジなど、ロフト角が50度くらいまでのクラブが使いやすいでしょう。
アプローチの種類:ピッチショット
ピッチショットはボールを高く打ち上げて、上からボールを落とすように狙うアプローチショットです。ロブショットとも呼ばれています。
ボールが高く上がる分、ランが出ません。そのためピンポイントでボールを狙った場所に落とすことができます。ボールにバックスピンもかかりやすく、キャリーで狙った場所まで運べる技術があるゴルファーならば強い武器になってくれるでしょう。
しかししっかりクラブを振り抜いて打つため、トップのミスが出るとグリーンをオーバーしてしまう危険性が格段にアップします。決してミスに対する寛容性が高いショットではありませんが、計算がしにくいランがあまり出ないので、イメージ通りの弾道が出ればピンをデッドに狙える可能性があるピッチショットは魅力的です。
当然地形による影響をほとんど受けないため、奥が下がっているようなグリーンでは狙いやすいアプローチショットです。
基本のアプローチ3種類を覚えて寄せワンを狙おう!
アプローチはこの3種類を覚えて、ピンにしっかり絡められるように練習していきましょう。ショートゲームが上手になればなるほど、あなたのゴルフが楽になってくるのを実感できるようになるでしょう。
アマチュアゴルファーでは、アプローチの精度がスコアに直結するとまで言われています。飛距離の出るクラブの練習もいいですが、こうしたアプローチも磨いて上手いゴルファーを目指しちゃいましょう。