ゴルフデビューで恥をかかないための行動教本~ラウンド前~

はじめてのゴルフ知識

いつになっても「初めて」は緊張するものです。ましてゴルフはマナーやルールが細かく、ゴルフ初心者にはちょっと分かりづらいところも多いため、余計心配になってしまう部分も多いかもしれません。

だからこそゴルフデビューで恥をかかないために、最低限何をすればいいのか、ラウンド前からラウンド後までをシリーズにしてお届けしていきますよ~!

まず第一弾はラウンド前! ゴルフの練習だけじゃなく、ちゃんとこうしたポイントもチェックしておけるとグッドです。

スタート時間の45分前に到着すべし

ゴルフデビューでスタート時間だけを知らされて、そのスタート時間10分前にゴルフ場に到着した、という方を見かけたことがありますが、ゴルフではスタート時間の45分前に到着できるとベストです。

受付、着替え、練習などを済ませていると時間はあっと言う間に過ぎてしまいますからね。またスタート時間が指定されていても、他の組の進行が早いケースでは前倒ししてスタートをしていきます。

そのあたりの事情を考えれば、スタート時間の45分前に到着しておくと時間的な余裕が生まれます。時間に余裕が生まれれば、不思議と気持ちにも余裕が生まれるものです。

ゴルフデビューでスタート時間に間に合わない!という事態は避けたいですよね。

到着後の動きと受付方法

ゴルフ場では到着したら玄関に車を横付けして、キャディバッグや荷物などをいったん預けてから駐車場へ車を置きに行くという動線になります。

駐車場へ車を止めたらジャケットでビシッと決めていざゴルフ場のクラブハウスへ。

先ほど預けたキャディバッグを除く荷物が、付近の棚の上などにまとめられています。荷物は一旦このままにしておいて、最初に受付を済ませるようにしましょう。

受付では受付用紙に名前や住所などを記入して、同意事項にチェックを入れる方法が一般的です。(他にもTカードや楽天チェックインなどが使えるゴルフ場もあります。)

受付用紙を記入するとロッカーキーと引き換えてもらえますので、ロッカーキーと荷物をもってロッカーへ向かいます。ロッカーの場所がゴルフ場によっては分かりにくいところもありますので、もし場所が分からないときは受付で聞いておきましょう。

忘れ物をしたときの買い物はロッカーキーでOK

ロッカーで着替えを済ませ、小物のチェックなどをしているときにたまに気付くのが忘れ物。

ティーやボール、手袋などの小物はよくある話で、ゴルフシューズやパターだけ忘れてきてしまった、なんてケースもあります。

そこで購入できるようなものならば、多くのゴルフ場には売店があってそちらで買い物ができるようになっています。買い物の仕方は売店にある物を受付へ持っていき、ロッカーキーを提示するだけです。

ゴルフに必要なものは一通りゴルフ場の売店に揃っていますので、忘れ物をしても慌てずに売店をチェックしてみてください。

このように買い物に使えてしまうので、ロッカーキーは肌身離さず持ち歩くようにしましょう。くれぐれもロッカーに鍵ごと挿しっぱなし、なんてことのないように。

飲み物や必要なものは自分でカートに積みこんで

多くのゴルフ場は、クラブハウスの入場口を挟んだ反対側に、コースへの出口があるクラブハウスが多くなります。

こちら側にカートや練習場がありますので、ロッカーで着替えを終えたらコースへの出口を探しましょう。

ラウンドに持っていかなくてはいけない飲み物や必要なものは、自分でカートに積み込むようにします。

コース側の出口を出ると、カートがたくさん並んでいるのが確認できるはずです。ここでスタートするホール(OUTやIN、地名や花の名前になっているところも)に並んでいるカートを探せば自分のキャディバッグが見つかるはずです。

飲み物などはカートにあらかじめ積んでおきましょう。そして練習に行く場合はキャディバッグからクラブや手袋、ボールなどの準備を忘れずに。

練習場の場所はマスター室で確認を

コース側の出口を出てすぐにパッティング練習場があるゴルフ場が一般的です。

ただショット練習場に関しては、少し離れた場所にあるところも珍しくありません。初めてのゴルフ場だと聞かなければ本当に分からないところもありますので、マスター室と言われる場所や近くのスタッフに訪ねてみてください。

またドライビングレンジと言われるショット練習場では、ボールが有料での貸し出しになります。コース側出口にある受付のような場所がマスター室と呼ばれるところですので、そこで用紙に名前とロッカーキーの番号を記入して、コインを受け取ってから練習場へ行くようにしてください。

練習場では自動販売機のようにコインを入れると、ボールが自動的に排出されるシステムになっています。排出口にカゴを受けてからコインを入れます。

あとは打席にボールが入ったカゴを持って、好きなクラブでラウンド前の練習をしましょう。

素振りは所定の場所で

ショット、パッティング練習が終わっていよいよスタート時間が近づいてきたら、カートでスタートの時間を待ちましょう。このとき初心者がついついやってしまいがちなのが、クラブをバッグから抜いて素振りをしたくなっちゃうんですよね。

初めてで緊張しているのもありますし、上手く打てるかどうか不安もあるでしょう。

ですが周りに人がいなくても、むやみに素振りをしてはいけません。素振りはティーイングエリアに入ってからするようにしましょう。周囲の安全にはじゅうぶん注意してくださいね。

ティーショットの緊張感を楽しもう

さて、いよいよゴルフのラウンドデビュー。

ラウンドスタートまでの注意点をおさらいしてみましたがいかがだったでしょうか。

一般的なゴルフ場での話なので、全てがこの通りというわけではありませんが、基本的な流れは同様だと思ってもらって大丈夫です。

ゴルフデビューで恥をかかないための行動教本~ラウンド編~

へ続きます。

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