ドライバーでボールの高さが出ない原因と直し方は?
ドライバーショットで高さが出ない、と嘆いている方も多いのではないでしょうか。
ドライバーではある程度の高さが出ないと、飛距離を最大化するのは難しいんですよね。これは自分が打てるはずの飛距離を、多少なりともロスしている結果になっています。
ドライバーショットでボールが低く打ち出されてしまう方の原因と直し方を見ていきましょう。
ドライバーでボールの高さが出ないとどうなる?
ドライバーの適正打ち出し角度は14度くらいと言われていますね。もちろんヘッドスピードや回転数などによって最適な数字は変わってきますが、あくまで一般論では、という話です。
それよりも低い角度で飛び出していったボールは、当然ながらボールが落ちてくるのが早く、じゅうぶんなキャリーが出なくなってしまいます。適正な打ち出し角でドライバーショットをする人と比べると、飛距離が出なくなるんです。
ドライバーショットで飛距離が出ないとなると、どうしてもセカンドショット以降で不利になってしまいます。少しでもドライバーが飛んでくれた方が、短い番手でグリーンを狙っていけますからね。
ドライバーで高さが出ない原因:ヘッドスピード不足
ドライバーで高さが出ない原因の1つにヘッドスピード不足があります。ヘッドスピードが遅いとボールが高く上がらず、ボールがドロップしてしまうんですね。
ボールが早く地面についてしまえば、それだけフェアウェイやラフの影響を強く受けますので飛距離は出なくなってしまいます。
ヘッドスピードが足りていないときの対策として、シャフトを柔らかめのシャフトにしたり、先調子のシャフトを選ぶなどの方法があります。使っているドライバーがオーバースペックである場合に、このヘッドスピード不足が露呈しやすくなります。
ドライバーで高さが出ない原因:リアルロフトが立ちすぎている
ドライバーでもう1つ高さが出ない原因として、ロフトが立ちすぎている場合が考えらえます。ここでのロフトとは「リアルロフト」と呼ばれるもので、ドライバーに書いてある数字のロフトとは少し異なります。
インパクトの瞬間に、地面の水平ラインからフェースがどれくらいのロフト角を形成しているのか、がリアルロフトです。アッパーブローでとらえるのが基本とされているドライバーですが、このときスイングの最下点でボールを捉えていたりすると、適正なロフト角でショットができない可能性があります。
ドライバーで高さを出す方法はたくさんある
ここまでドライバーで高さが出ない原因を見てきましたが、スイングを全くいじらなくても対策がいくつかありますので紹介したいと思います。
- ティーを高くする
- シャフトを先調子にする
- ロフトを増やす
- ヘッドスピードを上げる
などの対策が有効です。ヘッドスピードを上げるのは一朝一夕では難しいのですが、ティーを少しだけ高くしてみたり、カチャカチャ機能でロフトを増やしてあげるなどはすぐに実践できる対策の1つですよね。
低いボールしか出ない……と嘆いているそこのあなた。ドライバーを適正角度でショットして、ビッグキャリーを目指してみましょう。