ゴルフカートの上座と下座！？座席はどこに座るのが正解か
最近ではめっきり聞かなくなったとはいえ、少ないながらも根強く残っているゴルフ接待という慣習。
社会人になってから会社や上司からの命令でゴルフを始めなくてはいけなくなった人も少なからずいるのではないでしょうか。
また無理やりではなくとも、ゴルフをやっていると色々な取引先とのつながりが持てる場面も少なくなく、必須スキルの1つとなっている業種も。
さてそんな仕事でのゴルフの場合、マナーやルールはもちろんのこと、送迎や手土産など色々考えなければいけないポイントも少なくないんです。
そこで社会人が接待で気にするポイントの1つに、カートに座る場所、いわゆる上座や下座が存在するのか、という疑問が出てきます。
ゴルフカートには上座や下座があるのでしょうか。カートのどこに座るのが正解なのか確認しておきましょう。
一般的にゴルフカートに上座と下座はない
ゴルフカートに関して、一般的には上座と下座はありません。そのためあまり深く考える必要はないのが共通の認識なんですね。
タクシーなどでは後部座席の右側が上座、助手席が下座、なんて言われています。でもゴルフカートではこの常識が通用しません。
あえて考えるとするならば、ゴルフがしやすい乗り降りしやすい座席となりますが、コースを走る場所は変わっていきます。プレーが快適にできる座席って、ゴルフカートは一定ではないんですよね。
あえてゴルフカートで上座と下座を分けるならキャディ付きかどうかで変わる
あえてゴルフカートで上座と下座を分けるとするならば、キャディ付きプレーかどうかで変わります。
キャディ付きプレーでのカートの上座と下座
キャディ付きのプレーではカートの上座は助手席です。基本的にゴルフカートは左ハンドルなので、右側の座席になりますね。
キャディ付きのプレーではキャディさんがカートを運転し、隣に1人。後部座席に3人が座る形になります。
するとキャディさんの隣が一番座席にゆとりがあるため一番の上座になるんです。
逆に下座は後部座席の真ん中です。理由は左右を人に挟まれて一番窮屈になるからですね。
ただこれって4サムの場合に限ります。
3サムならばどの座席でも広さは変わりません。上席に先に座ってもらい、後からカートに乗り込む形がいいでしょう。
セルフプレーでのカートの上座と下座
近年主流となっているのがセルフプレーです。セルフプレーの場合は上座と下座を分けるのが難しくなります。
それは座席の広さがどこも変わらないため、快適さや便利さに違いが出ないためです。
強いていうならば荷物の出し入れがしやすく、スコアの入力をしなくてもよい後部座席が上座になるでしょう。
カートの上座と下座問題、実はけっこう難しい
カートの上座と下座って実は色々な要素があって「こうだ！」と決めるのは難しいんです。
カートで考えるべきは、乗り降りのしやすさ、座席の広さ、荷物の収納の多さ、カートナビへのスコア入力、などを考えて、臨機応変に対応できるとスマートですね。