アイアンの番手別の平均飛距離ってどれくらい?考え方は?
「みんなはアイアンショットでどれくらいの飛距離を打っているんだろう?」
「自分の飛距離は飛んでいるのかな?飛んでいないのかな?」
こんな疑問を持ったことがあるゴルファーは多いはずです。アイアンは飛距離じゃない、と言われても、やはり他の人がどれくらい打っているのか、自分がその平均よりも飛んでいるのか飛んでいないのか、は正直かなり気になるところ。
そこでアイアンの番手別の平均飛距離と、アイアンの飛距離の考え方を合わせてチェックしてみたいと思います。
アイアンは番手=ロフト角じゃない
アイアンの番手は規格ではないので、同一メーカーでもアイアンの種類が変われば番手が同じでもロフト角が大きく変わってくるモデルも少なくありません。
例えば7番アイアンを例にとってみましょう。
飛び系アイアンと呼ばれるモデルではロフト角が26度というものもあります。
対して通常のアイアンで7番アイアンのロフト角は34度というものも。
同じ番手(7番アイアン)でさえ8度も違うんです。これは番手で言うと2番手くらい変わってきますよね。
そのため「○番アイアンで○○ヤード飛んだ!」というのはロフト角が何度のアイアンを使っていたのか、がものすごく大切になるんです。
ということは、全てのクラブを対象にして番手の平均飛距離を出したところで、そもそも比較対象が統一されていないんですね。
アイアンの平均飛距離を出すには、ロフト角を合わせなければ意味がありません。
飛び系アイアンとノーマルロフトのアイアンで平均距離を出してみた!
一概にアイアンと言えどもロフト角の違いにより、ハッキリとは言えませんがおよその平均値としてアイアンの平均飛距離を算出してみました。
ここでは飛び系(7番アイアンのロフト角26~29度)アイアンとノーマルロフトのアイアン(7番アイアンのロフト角32~34度)の飛距離を分けて算出してあります。
5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW | |
一般男性 (飛び系) |
200 | 185 | 170 | 155 | 145 | 130 |
一般男性 (ノーマル) |
185 | 170 | 155 | 145 | 130 | 120 |
一般女性 | ー | ー | 110 | 100 | 90 | 80 |
ヘッドスピードや体格、パワーの違いがありますが、これくらいがおおよその一般アマチュアゴルファーの平均となってくるでしょう。
ちなみにある男子プロゴルファーは新アイアンのインプレッション動画で、飛び系アイアンを試打。そのとき7番アイアンで200ヤードをかっ飛ばしていた選手もいました。
自分のアイアンのロフト角を知ろう
アイアンの平均距離を比較する場合には、まず自分のアイアンのロフト角を知っておくことが不可欠です。
アイアンのロフト角をチェックして、自分がどれくらい飛んでいるのか平均飛距離から確認してみてくださいね。