ボールを置く位置はどこが正しいの?基本のボール位置を見てみよう
ゴルフではボールを置く位置がものすごく大切です。
ゴルフクラブは番手によって長さが変わってくるため、その都度ボールの位置も変わってきます。アドレスでのボールを置く位置はどこが正しいのでしょうか。
基本となるボールの位置を見ていきましょう。
ゴルフボールを置く位置は色々な考え方がある
ゴルフボールを置く位置について、実は色々な理論があるんです。その中で自分の感覚に合うものを選択してもらえばいいんですが、考え方としては2つ。
- クラブによってボールを置く位置を変える
- ボールを置く位置は一定でスタンス幅を変える
というもの。
「モダン・ゴルフ」の著者であるベン・ホーガンは「ボールを置く位置は一定で、左足のカカト線上」としています。
もちろんこちらの理論でしっくりくる方はこれが正解。しかし人によってはボール位置が左足に寄りすぎて打てない、という人もいるのではないでしょうか。そのような違和感を感じる方はこれからお伝えするボール位置をお試しください。
ボールを置く位置は7番アイアンを基準に考える
ゴルフクラブの中でも「基本」としてゴルフ初心者の頃から教わった人も少なくないのではないでしょうか。それは7番アイアンが基本になるから一番最初に練習しろ、と言うもの。
ボールを置く位置をこの7番アイアンをど真ん中にセットしましょう。
クラブを長さごとに分類してボールを置く位置を決めよう
クラブを長さごとにある程度分類して、ボールをどこに置くのか決めていきましょう。
クラブ | ボールを置く位置 |
ドライバー | 左足のカカト線上 |
フェアウェイウッド(3W、5W) | 7番アイアンよりボール1個半前 |
ユーティリティ、5番アイアン | 7番アイアンよりボール1個前 |
(5番アイアン)、6番アイアン | 7番アイアンよりボール半個前 |
7番アイアン | 体のセンター |
8番アイアン、9番アイアン | 7番アイアンよりボール半個後ろ |
ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ | 7番アイアンよりボール1個後ろ |
アプローチウェッジよりもロフトの大きなウェッジ類は、ロフトを立てたりふわりと上げたボールを打ったりと、シチュエーションに応じてボールを置く位置が変わってきます。
サンドウェッジや56度、58度などのウェッジに無理やり基準を作るならば、7番アイアンよりボール1個半後ろが妥当でしょう。
しかしアプローチなどでは右足の前にボールを置く位置を持ってくる場合もあるため、ケースによって異なるのを理解しておきましょう。
ボールを置く位置の基準を作って練習しよう
ゴルフ理論において、この基準がスタンダードというわけではありません。むしろ他にも色々なボールを置く位置の基本があって迷ってしまう、という方もいるかもしれません。
ただあくまでこれはたくさんある基準の中の1つです。
ただゴルフ初心者が練習を始める上で、ボールを置く位置は迷いやすいものです。そのためある程度スタンダードな、このボールの位置をまず基準にして練習をしてみてください。