初心者こそ大切！ゴルフの正しい構え方と握り方は？
ゴルフを始めたばかりの頃って、よくわけもわからずに打ちっ放しへ行ってボールをたくさん打って練習した、という方も多いんじゃないでしょうか。
実はゴルフは数をたくさん打つのも大切ではありますが、構え方や握り方といった基本的な部分ができていないと、今後の上達に支障が出るケースがあるかもしれませんよ。
初心者こそ大切な、ゴルフの正しい構え方や握り方についてお送りしていきましょう。
ゴルフの正しい構え方の基本
ゴルフの構えは「アドレス」と呼ばれます。
このアドレスの正しい形をポイントごとにチェックしていきましょう。
アドレスの基本：足は肩幅よりちょっと広めに
ゴルフでアドレスをするときの足の広さは、肩幅よりちょっとだけ広めが基本になります。
広すぎると腰が回りにくくなってしまいますし、狭すぎるとスイングのバランスを崩しやすくなってしまいます。もちろんプロゴルファーや上級者でも広めの人や狭めの人はいますが、初心者はまずちょうどいい足の広さで練習をして慣れていくのをおすすめしたいと思います。
このときに軽く膝を曲げてゆとりを持たせるのも忘れずに。
アドレスの基本：前傾姿勢を作るときは股関節から
ゴルフのアドレスは膝を軽く曲げて、背中を倒して前傾姿勢を作ります。
このときに腰が立ったままだと猫背になってしまいますのでこれはNG。お尻を後ろに突き出すようにして、股関節から倒すように前傾姿勢を作るのがポイントです。
背中を真っすぐにして丸めたり反ったりしないように鑑などでチェックしてみてくださいね。
アドレスの基本：腕はだらんと下げた状態でリラックス
足と上半身が決まったら今度は腕の正しい基本の位置を見てみましょう。腕の位置は高すぎても低すぎてもよくありません。前傾姿勢を作ったときに、腕の力を抜いてだらんと下げた状態にしてみてください。
その位置でゴルフクラブを握るようにするとリラックスした構えができて、スイングにもパワーが出しやすい腕の位置になってくれます。
アドレスの基本：グリップエンドが左股関節を指すように
正しい構えができるようになったら、ゴルフクラブを握ってみましょう。このときにもコツがあって、グリップエンドが左の股関節を指すようにセットします（右打ちの場合）。
いわゆるハンドファースト、と呼ばれる基本のアドレスになりますので、この形はぜひ覚えておきましょう。
ゴルフの正しい握り方の基本
ゴルフクラブの握り方は「グリップ」と言われます。
基本となる構えができたら、基本となる握り方も抑えちゃいましょう。
グリップの基本：スクエア～フックグリップに
ゴルフのグリップの方法は個人の好みによるところも大きいのですが、ぜひゴルフ初心者のうちは基本と言われるスクエアグリップ、もしくはフックグリップ（ストロンググリップとも）をおすすめしたいと思います。
特に今のゴルフクラブではフックグリップとの相性がいいとされていますので、グリップにこだわりがなければフックグリップを基本としてグリップを作っていきましょう。
グリップの基本：右手はトリガーで握ろう
ゴルフグリップの右手はトリガーグリップで握っておきましょう。
拳銃の引き金を引くような形となるため「トリガー」と呼ばれています。感覚としては親指の腹と人差し指の画像の部分で「つまむ」ような感覚で握るといいでしょう。
このトリガーで握ることで、右手でしっかりとグリップができるようになって、スイングでグリップがルーズになりにくくなる効果があります。
グリップの基本：形は大切だけど力は入れないで
グリップの基本で最も大切なのは、形は大切にしつつも力を入れないところです。
強く握ってしまうとクラブが上手くスイングできないばかりか、ちゃんとボールが打てるようになったとしても余計なところに力が入ってしまいスイングスピードが出なくなってしまいます。
ゴルフクラブをスイングして、抜けるか抜けないかギリギリの力でグリップを握るのが基本になります。
グリップの基本：種類はオーバーラッピンググリップがスタンダード
ゴルフグリップには、インターロッキンググリップ、オーバーラッピンググリップ、ベースボールグリップ、という3種類のグリップ方法があります。
握りやすさやスイングのしやすさを考えると、一番スタンダードなのがオーバーラッピンググリップとなります。ゴルフ初心者はまずこのオーバーラッピンググリップで形を覚えておきましょう。
他のグリップを試したいときは、基本となるオーバーラッピンググリップを覚えてからでも遅くはありません。
初心者はアドレスとグリップの形が最初に覚えるポイント
ゴルフの初心者は「まずはとにかくやってみる」というスタンスではなかなか上手になっていきません。
最初にレッスンへ通ってプロから教えてもらうのは一番手っ取り早い方法ではありますが、時間的にも予算的にも難しい場合がありますよね。そんなときはまずアドレスの形とグリップの形を最初に覚えていきましょう。
これができるようになったらいよいよ少しずつボールを打って行ったり、素振りをしてみたりとスイングの練習に入っていきましょう。