ボールマークの直し方を見てみよう!
距離の残ったセカンドショットが、グリーンをとらえてナイスオン!
「ゴルフをやってて良かった~!」を感じる瞬間じゃないでしょうか。
しかしそんなときグリーンに残るのがボールマークです。ボールマークはついたすぐに修復すれば、いつまでも綺麗なグリーンを保てるようになるんです。ボールマークの直し方をチェックして、美しいグリーンをゴルファーが自分たちの手で維持するようにしていきましょう。
ボールマークを直すにはグリーンフォークは持っておこう
ボールマークを直すために、最低限グリーンフォークは持っておくようにしましょう。
ティーでも直せないことはありませんが、専用品ではないのでグリーンフォークがないときのあくまで代用です。マスター室近くに備え付けられているところもあれば、置いていないところもありますので、まずは自分のグリーンフォークを用意するのをおすすめしたいと思います。
ボールマークの盛り上がった部分を中央に寄せる
ボールマークを見てみると、ただ凹んでいるだけではなく盛り上がったところがあるのが分かると思います。
最初にこの盛り上がった部分の外側にグリーンフォークを刺して中央に寄せるようにします。3~4か所くらいグリーンフォークを刺して、軽く真ん中に向けて押してあげましょう。
ボールマークの周囲も同じように寄せる
盛り上がった部分が直ったら、他の部分も同じようにグリーンフォークを刺して、中央に寄せてあげましょう。
イメージとしては凹んだ部分に周りの土、芝を寄せて埋めてあげる感じですね。
このときグリーンフォークを刺したら、刺した方を持ち上げるのは厳禁です。芝の根が切れてしまって、その部分が枯れてしまうからです。真ん中に少しずつ”寄せる”のが大切です。
平らなものでトントンと均す
ボールマークに周りの土、芝を寄せたら平らなものでトントン軽く叩いて均してあげましょう。
プロゴルフの試合を見ていると、パターの底で均しているのをよく見かけます。
実は均すとき、足で踏んでいる人を見かけますがちょっと注意したいポイントでもあるんです。それはスニーカーのようにソールが平らなものならば大丈夫なんですが、ゴルフスパイクでは逆にグリーン面を痛めてしまう可能性もあります。
ボールマークを修復した後は、できる限りパターの底面で均してあげましょう。
ボールマークを直して気持ちのいいグリーンを!
ボールマークを直すのはゴルファーとしてのマナーでもあります。
ゴルフ場の管理の方が最終組の後ろからグリーンの修復作業に回っています。ですがボールマークは芝の上にできているので、早く直せばそれだけ芝へのダメージが少なくなるんです。
自分たちが楽しむゴルフ場のクリーンだからこそ、いつまでも美しく良い状態で楽しめるようにボールマークはすぐに修復してあげましょう。ポケットにグリーンフォークを入れておくだけですし、難しいことではありません。ぜひ明日からのラウンドでボールマークを修復してみてください。