グリップを太くするとどんな効果があるの?メリットやデメリットは?
グリップはクラブとゴルファーの唯一の接点、なんて言われていますよね。
ゴルファーの中には、そのグリップを太くカスタマイズしてゴルフをしている人も実は少なくありません。
クラブのグリップが細くなったり太くなったりするだけで、色々な効果がありますのでそのメリットやデメリットについて見ていきたいと思います。
グリップを太くすると?細くすると?どうなるの?
グリップの太さには市販品でも種類があって、シャフトとグリップの径によって標準から太め、細めへと変わります。グリップ交換の際にグリップの内径が違うものを選ぶと、グリップを太くしたり細くしたりもできます。
グリップの太さについては、グリップを太くすると手首の余分な動きが抑制されてコントロールがしやすくなります。
逆にグリップを細くするとヘッドの重みを感じやすくなり遠心力が効かせやすくなります。結果的に手首を使いやすくなるため、細いグリップは飛距離アップが期待できます。
グリップの太さを変えて何を求めるのか
グリップを太くすればコントロールが得られ、逆に手首が使いにくくなるため飛距離が落ちるデメリットもあります。
グリップを細くすれば飛距離が得られ、逆にコントロールが少しシビアになるデメリットが出てきます。
標準のグリップの太さを基準にして自分がどんなスイングになりたいのか、何を求めるのかを最初に決めるのがコツです。その求めるものをはっきりとした上で、グリップを太くするのか細くするのか決めていきましょう。
野球やバドミントン、テニス経験者はグリップの違いを実感しやすい
野球やバドミントン、テニスなどのスポーツ経験者は、こうしたグリップの違いを実感しやすい傾向にあります。それはバットやラケットなどにはグリップテープが巻いてあって、太さを調整する人が少なくないからですね。
バドミントンやテニスではグリップを太くすると、面を狙った方向にコントロールしやすくなる反面、スマッシュでのラケットが走る感覚が鈍くなります。
野球ではバットのグリップが細くなると、ヘッドが効いて遠心力を感じやすくなるため飛距離が伸びます。パワーヒッターに多いチョイスですね。
グリップが太くなれば右打ちやカットなどバットを操作する場面で扱いやすくなって、アベレージヒッターや小技が光る選手が好む傾向にあります。
ゴルフのグリップもまさにそれと同様で、グリップを太くしたり細くしたりカスタムする人がいるわけです。
ゴルフのグリップは奥が深い!好みの太さを探してみよう
ゴルフのグリップはほんの少し変わるだけでも、かなり感覚が変わってきます。そのため自分好みのグリップの太さをぜひ探してくださいね。
グリップの太さの調整には、グリップそのものの径を変えたり、下巻きで調整する人もいます。グリップの太さをカスタムするのはそこまで難しいものではありません。ぜひともちょうどいいグリップの太さを色々試してみてはいかがでしょうか。