キャディバッグにネームプレートは必要なの?
キャディバッグに付けるための名札、いわゆるネームプレートなのですが、これはなぜ必要なのでしょうか?
別にキャディバッグを見れば自分のものだということは容易に分かりますし、仮に全く同じキャディバッグだったとしても、ついているアクセサリーや中身は全く異なるものです。
ここではキャディバッグにはなぜネームプレートを付けなければいけないのか、そもそもキャディバッグにネームプレートは必要なのか、という点について考えてみたいと思います。
キャディバッグにネームプレートを付ける理由
まずキャディバッグにネームプレートを付ける理由は、自分の持ち物に名前を付けておくだけ、ではありません。
ゴルフ場に到着するとまずキャディバッグを預けますよね。するとカートにキャディバッグが積まれてマスター室前まで出てくるわけです。
このときゴルフ場スタッフがネームプレートと当日のラウンド名簿を見ながらカートにキャディバッグを積み込んでおきます。
これで分かりますね。
キャディバッグに付けるネームプレートはゴルフ場スタッフが準備するためにあるんです。つまりキャディバッグにネームプレートは必須なのです。
どのカートに積み込んでいいのか、ゴルフ場スタッフはさっぱり分からなくなってしまいますからね。
これは常連さんやメンバーさんで、奇抜なキャディバッグを使っている人でも同じです。
100個を越えるキャディバッグを毎日カートに積み込んでいるゴルフ場スタッフ。いちいち個人のキャディバッグまで覚えていられるはずがありません。
ネームプレートを付けずに渡してしまうと・・・?
ちなみにネームプレートを付けずにゴルフ場の玄関でキャディバッグを下ろしてしまうとどうなるのでしょうか。
まずネームペンと紙の名札を渡されて「名前を書いてキャディバッグにつけてくれ」と言われます。ネームプレートの代わりにするためですね。
ちなみに気付かれずにネームプレートが無いままになってしまうこともあります。
するとどうなるかと言いますと、マスター室前にぽつんとキャディバッグが設置されます。もちろん誰のキャディバッグなのか分かりませんので、カートには積み込まれません。
持ち主がキャディバッグを見つけてスタッフに声を掛けると、ようやく持ち主が判明。積み込むべきカートが分かるという流れとなってしまいます。
これはネームプレートが付けられていないパターンですが、同様のパターンで多いのがキャディバッグが人からの借り物であるケース。そのキャディバッグには違う人のネームプレートがついていますので名簿と予約の名前が合わないんですよね。
とゴルフ場スタッフが「あれ?この人の名前無い・・・!?」と混乱してしまうわけですね。
当然そのキャディバッグはマスター室前に送られていくのです。
ネームプレートはとにかく名前がわかればOK!
ネームプレートはゴルフ場スタッフが確認するラウンド名簿と受付の名前が合致すれば大丈夫なので、名前が分かれば大丈夫です。
色々なネームプレートのパターンがあり、代表的なネームプレートを見ていきましょう。
刻印
プラスチックや金属のネームプレートに、刻印がしてあるネームプレートです。キャディバッグ購入時にショップでサービスとなっていたり、ネット通販サイトで刻印サービスをしているところもありますね。
おそらくゴルフを長く楽しんでいる方の中では、ネームプレートに名前が刻印されている方が一番多いのではないでしょうか。
ネームプレートの中ではこちらの刻印が一般的となっています。
ネームシール
テプラやネームランドと言ったネームシールを利用して、ネームプレートに貼り付けている人も少なくありません。
もちろん名前の判別をするためなので、ネームシールでも十分です。ただ見た目は刻印よりもチープになってしまうのは避けられません。
手書き
ネームプレートは名前さえ分かればそれでOKなのです。そのため手書きだって全然問題はありません。
ネームプレートにマジックなどで書き入れるだけでOKです。
ただ手書きのネームプレートを使っている方は、お見掛けしたことはありません。
紙の名札
ゴルフ場の入口でネームプレートが無いときに使われる紙の名札。これを付けたままにしてずっと利用している人もいます。
もちろん紙の名札だからって文句を言われるケースはありません。だって名前がしっかり分かるんですからね。
ネームプレートはこう記載するのがベスト!
ネームプレートはゴルフ場のスタッフが確認するものなのですが、たまに困ったことが発生します。
同姓同名だったり、名前の読み方が分からない、書体が特殊すぎて分からない、などがありますね。
そんなときにベストな記載方法は
- フルネーム(漢字)
- 名前の読み仮名(ひらがなでもカタカナでもローマ字でもOK)
この2つが記載されていると完璧です。
たまにフルネームでなく苗字だけ、とかの方がいます。これだと苗字被りが当然発生する可能性があるわけで、間違いの元になります。また難読な名前の方もいますので、こうした方は読み仮名があると分かりやすくなりますね。
こんなときネームプレートはどうすればいい?
ネームプレートですがちょっと悩ましいときもあります。
例えば芸能活動をしているような方で、芸名と本名が違う場合。このときはゴルフ場に予約した名前とネームプレートを統一しておきましょう。
ゴルフ場の受付用紙に名前を記入する場合も、統一しておいてくださいね。
またキャディバッグを借りてきて、自分の名前と違う場合にも注意が必要になります。
違う人のネームプレートがついている場合は、そのネームプレートは外してキャディバッグのポケットに入れておきましょう。ゴルフ場の玄関でキャディバッグをスタッフさんに渡すときに事情を話して、紙の名札を付けるようにしてください。
ネームプレートを付けてゴルフ場スタッフの迷惑にならないように
キャディバッグにネームプレートは必ず付けるようにしてくださいね。ネームプレートが無いだけで、ゴルフ場スタッフの仕事が増えてしまいます。
ゴルフは紳士のスポーツと言われますが、こうした細かい部分にまで心配りができてこそ「ホンモノ」と言えるかもしれませんね。