距離が出ない人やゴルフ初心者はピンクティーを使ってみよう
男性なら白、女性なら赤、というのがゴルフのティーショットでは一般的。しかし力がなくて全く距離が出ない人や、上手に打てず、なかなか進めないゴルフ初心者の方はピンクティーを使ってもいいかもしれません。
全てのゴルフ場に設置してあるわけではないようですが、実力に応じて距離が短いピンクティーを積極的に使ってみましょう。
ピンクティーの距離ってどれくらい?
ピンクティーはレディースティー(赤)よりもさらに前方に設置してあります。近年このピンクティーの導入が進められているゴルフ場が増えてきました。
ピンクティーを導入しているPGMを例にとってみると、距離は大体3600ヤード前後で設定してあるようです。
一般的には5000ヤード代後半から6000ヤード前後のコースが多いでしょうか。それと比較すると6割程度の全長になっています。
ピンクティーは誰が使うところなの?
特別ルールに定めのないプライベートゴルフならば、誰が使っても構いません。男性は白! 女性は赤! とされてはいますが、性別によってゴルフの技量が変わるわけではありません。
初心者やキッズゴルファー、またはシニアで距離が出ない方など、自分の技量に応じてピンクティーを選択できるようになっています。
続々と進んでいるピンクティー設置ゴルフ場
実はピンクティーの設置が、各地のゴルフ場でどんどん進められています。
それはやはり初心者や高齢になって飛距離が出なくなってしまったゴルファーなどにも、みんなにゴルフを楽しんでもらいたいという想いから。
実力が伴わないからゴルフ場には来られない、力がなくてクラブが振れない、このような悩みのある方でも気軽にゴルフを楽しんでもいいんです。
また小学生低学年の部の競技をピンクで開催したケースもあるようです。ゴルフ場ではティーの種類が増えてきたことで、老若男女、実力も問わず、ゴルフを楽しむハードルが下がってきたと言えるのではないでしょうか。
初心者はピンクティーから打っても恥ずかしくない
なんとなく男性なのに前方のティーから打つ、と聞くとなんとなく恥ずかしさを覚える方もいるのではないでしょうか。
しかしゴルフはスコアが良いか悪いかではなく、自分のゴルフの技量に応じて距離を選択。その上でみんなと一緒に楽しめるのがゴルフ本来の魅力です。
無理をして遠くからプレーして、全然前に進めないのでは一緒に行く人もヤキモキしますし、何より本人が楽しくなくなってしまう可能性もあります。
ゴルフって本来楽しいスポーツなんです。もし飛距離が出なくて寂しい思いをしているゴルファーの方やゴルフ初心者でなかなか前に進んでいけない方がいたら、ぜひピンクティーを選択してプレーしてみてください。