ジャケット着用で覚えておきたい基本のマナー
ゴルフ場のクラブハウスではジャケットを着用しなければいけないのは、ゴルファーにとっては周知のマナーです。
しかしジャケットってただ羽織るだけじゃなく、きちんとしたマナーや着こなし方があるのをご存じですか?
ここでクラブハウスでは必須となるジャケット着用のマナーをぜひチェックしてみましょう。
ゴルフだけでなく、普段ジャケットを着用するシーンでも役立ちますのでぜひ覚えておきましょう。
そもそもジャケットって何?スーツの上着との違いは?
ジャケットとスーツって見た目はそっくりですが、それぞれにどんな違いがあるのでしょうか。実はジャケットとスーツの上着は似て非なるもの。
ジャケットはカジュアル寄りの服なのに対して、スーツはフォーマルな場で着用するものです。
基本的にはスーツはビジネスなどの場で着用するもので、上下セットアップなのが普通。ジャケットはそれ以外のファッションとして着用し、パンツは別のアイテムを用意する違いがあります。
ジャケットを持っていない!スーツの上着をクラブハウスで着てもいい?
例えばジャケットを持っていないというゴルファーの場合、スーツの上着をジャケット代わりに着用するのはマナー的に問題はありません。
そのためゴルフ初心者がお試しでゴルフに行くような場合では、ジャケットの代替としてスーツの上着をチョイスしてもOK。
ベストチョイスとは言いませんが大丈夫です。
ジャケットの一番下のボタンは留めないのが正解
ジャケットを着用するときにはボタンがついていますが、このとき一番下のボタンは留めずに開けておくのが正解です。
ジャケットのボタンは2つボタンと3つボタンがあって、どちらのタイプであっても一番下のボタンは留めません。
座るときはボタンを外すのがジャケットの基本
ジャケットのボタンは下を開けるのが基本ですが、クラブハウスの中で座るときにはボタンを外すのが正解です。
これはジャケットを着用したまま座ると、シワなどが不自然に入ってしまうため型崩れなどが起きてしまうためです。座るときにボタンをサッと外して着席をし、立ち上がるときにはボタンを留めるようにしましょう。
ジャケットのポケットのフタ?フラップは出すの出さないの?
ジャケットにはポケットにフタがついています。これはフラップと呼ばれるもので、屋外でポケットの中にホコリなどが入らないようにする役割を持っています。
そのため屋外ではフラップを外に出し、屋内ではフラップを中に入れるというのが正式なマナーです。
ジャケットの袖の長さは親指の先から10~11センチ
ジャケットを仕立てるときには袖の長さにもぜひ注意してみてください。袖の長さは親指の先から10~11センチです。
リラックスして両腕を下げたときに、ちょうど手首くらいの長さに収まるのがポイント。
下のシャツが1センチから1.5センチくらい外に見えているのがベストな長さです。
下のシャツの袖が完全に隠れてしまっていたり、袖がたくさん出てしまっていると野暮ったく、かっこ悪く見えてしまいます。スタイリッシュにスーツを着こなすためにも、袖の長さは気を付けたいポイントですね。
基本となるジャケットの着用方法を覚えて紳士な振る舞いを
ゴルフではクラブハウスでの受付や支払い時など、短い時間しか着用しないジャケットですが、それでもきちんとしたマナーが存在します。
スマートにスタイリッシュにジャケットを着こなしてみてください。