ゴルフに役立つストレッチやトレーニングのやり方
「年をとってきて体力が無くなったなぁ・・・」
「運動をやめたから体力が落ちたかも?」
とお悩みのゴルファーも少なくないのではないでしょうか。
ですがゴルフは激しい運動ではありませんので、体力に応じて長く楽しめる趣味の1つとして人気ですよね。それでも体力的に衰えを感じてしまうと、これまで楽しんできたゴルフが楽しめなくなってしまう可能性もあります。
そこで体力の衰えを感じているゴルファーの方が、長くゴルフを楽しんでいくためにおすすめの筋トレやストレッチなどのトレーニングメニューと、そのやり方を紹介したいと思います。
ストレッチやトレーニングは「軽く」「長く」が鉄則
ストレッチやトレーニングの考え方として、体に負担が少ないように「軽く」、そして継続してやれるように「長く」行うのが基本です。
思いついたようにしっかりトレーニングをやったとしても、最初の1週間で終わってしまっては元も子もありません。
そのためほんの少しでもいいので、ちゃんと継続していけるようにやっていきましょう。
ストレッチで体幹を伸ばしてスムーズなスイングを
ゴルフをスイングするときに大切なのが上半身の柔軟性です。スイングのときの捻転を作るときに、スムーズに使えるように体幹を伸ばしておくようにストレッチをしましょう。
まずはゴルフクラブを頭の上で持ち、左右に倒していきます。これはゴルフクラブではなく、タオルなどのものでも代用可能です。
続いて腰や背中のストレッチを行っていきましょう。
ゴルフクラブを肩にあてます。次に前傾姿勢を作ったら、軸を維持したまま左右にしっかり捻転をさせていきます。ゴルフクラブが真っすぐとなるようにしっかり動かすのがコツで、体幹全体をじんわりを動かしてあげるのがポイントです。
バックスイングを作る肩のストレッチ
バックスイングをするときに、左腕を伸ばしたまま上半身を捻転させていきます。
肩の柔軟性が低いと十分なトップが作れなくなります。それでも無理やりトップを作ろうと、体がスエーしたり肘を曲げたりしてしまう動きが出てきてしまいます。
すると間違った動きで捻転やトップを作ってしまい、それがスイングのエラーにつながる場合もあります。
肩のストレッチのやり方は、手を前に伸ばして親指を上に向けます。親指を上に向けたままの形を維持して、反対側の手で肩を伸ばす方向に引っ張っていきます。このときに肘は曲げないように注意。
そして肩が伸びているのを確認したら、そのまま行けるところまでさらに腰を捻じっていきましょう。
下半身のトレーニングはランジが有効
下半身の定番トレーニングと言えばスクワットですが、正しい形で行う必要があり、個人によって効果がまちまちになってしまう可能性もあります。
そこでおすすめなのが、足を前後に開いて体を上下させるランジというトレーニング方法です。
足を前後に1メートル程開き、30センチほど上下させるだけで10回程度繰り返してみましょう。体力的に難しい場合は、椅子や机を手で掴んで補助してあげても大丈夫です。
これを左右2セットずつくらい繰り返してみましょう。
上半身は腕立て伏せで筋肉強化
上半身のトレーニングは腕立て伏せがおすすめです。
腕だけでなく、背中や肩周りなどもまんべんなくトレーニングができ、膝を付けば負荷が軽くなるため体力に応じて調整できるのが魅力的です。
最初は膝をついたまま腕立て伏せを行い、10回2セットくらいからまずはスタートしてみましょう。
トレーニングとストレッチをコツコツ続けてみよう
ゴルフは長く楽しめるスポーツですが、飛距離や柔軟性が衰えてきてしまうときがきます。
そんなときに毎日コツコツトレーニングやストレッチを続けていれば、その衰えは最低限に抑えられる可能性が高くなります。
自宅で簡単にトレーニングやストレッチはできますので、コツコツ続けて体力を維持していきましょう。