クラブハウスのマナー!ジャケットの正しい着こなし方知ってますか?
ゴルフ場のドレスコードでは「ジャケット着用が必須」とされていますよね。
このジャケットですが実は正しい着方があるのをご存じでしょうか。ゴルフ場のクラブハウスではジャケットの着方まで細かく指定はされませんが、正しい着方でかっこよくビシッと決めておきたいところです。
せっかくジャケットを着用するんですから、正しいジャケットの着用方法を一緒に学んでおきませんか?
ジャケットはサイズ感が命!肩幅で合わせよう
ジャケットをかっこよく着こなすためにはサイズ感が命です。タイトすぎるジャケットでは窮屈に見えますし、ダボダボのジャケットではだらしなく見えてしまいます。
ジャケットは肩幅のサイズ感で合わせるようにするのが基本です。
肩幅がぴったり収まれば自然とすっきりとした着こなしになるようになっています。
ブランドによってはタイト目に作られているところやスタンダードなシルエットで作られているところなど様々ですので、肩幅を基準にして色々試着をしてみてくださいね。
またジャケットに慣れていない方にありがちなのが、ジャケットの後ろについているしつけ糸と呼ばれる糸をそのままにしている人もいます。
これはジャケットの形が崩れないように付けられているもので、着用前にはカットしておきましょう。シルエットがキレイに見えますよ。
ジャケットのポケットにあるフラップは出しておこう
ジャケットのポケットにはフタがついています。これをフラップと呼んでいます。
このフラップはフォーマルな場所での正式な扱い方は、屋外はフラップを出す、屋内ではフラップを中に入れる、というのが本来の使い方。
しかしビジネスシーンではフラップは出しっぱなしで大丈夫と言われていますので、ゴルフ場でもそれに準じてフラップは出したままでも大丈夫です。
ただフォーマルなパーティや結婚式などでは、本来のフラップの使い方をした方が無難ですね。
ジャケットの袖の長さは下のシャツが1センチ出るくらいに
ジャケットの袖の長さは下に着ているシャツの裾が1センチほど出るようにするのがぴったりの袖長さとなります。
仕立てのときには、リラックスして肩をストンと落としたところで、親指からの長さが10センチから11センチ程が適切です。
この位置にぴったり合っていると、中のシャツの袖が1センチくらい出るようになるんですね。
袖の長さは長すぎても短すぎても、違和感が出てしまいます。袖丈はきっちりと合わせるのが、かっこよくジャケットを着こなすポイントです。
ジャケットは下のボタンを外して着用しよう
ジャケットのボタンは一番下のボタンを外して着用するようにしましょう。
お店にあるトルソーというマネキンを見るとボタンが付けてあるケースも見られますが、これは展示用にシルエットが崩れないようにしているのが理由と考えられます。
ジャケットの1番下のボタンは「飾りボタン」と言われており、そもそもがボタンとしての役割を持っていないんです。
ジャケットを着たまま座るときはボタンを外すべし
ゴルフ場のクラブハウスでは、友人や仲間との待ち合わせなどの時間にジャケットを着用したまま座って待つ場面もあるかもしれません。
ジャケットを着たまま座るときには、ボタンを全て外してからにしましょう。
ジャケットに余計なシワが入ってしまい、型崩れをしてしまうためです。ビジネスシーンでも着席時にはボタンを外すのが本来です。
動画の安倍元総理とトランプ元アメリカ大統領の会談でも、2人とも前のボタンを外しているのが確認できます。
ジャケットの着こなし方を知っておこう
ゴルフ場のクラブハウスでは「とりあえずジャケットさえ着ていればいいか」という方も少なくないかもしれません。
正しくかっこいいジャケットの着こなし方には、やっぱり基本があるもので、ポイントをそれぞれ押さえておきたいですね。
たかがジャケットの着方ですが、細かいところまで気を配ってグッドゴルファーを目指してみましょう。