可変スリーブと可変ウェイトの使い方解説!ドライバーの調節機能を使おう

はじめてのゴルフ知識

可変スリーブや可変ウェイトというドライバーの調整機能がついたものを使っている方も多いでしょう。

せっかくの可変スリーブや可変ウェイト、「よく分からない」という理由でそのままになっている人も多いんですよね。そこで、可変スリーブや可変ウェイトの使い方を解説していきたいと思います。

可変スリーブで変わるのはロフト角、ライ角、フェース角

可変スリーブを調整して変わる数値でまず確認できるのがロフト角です。

+側に動かせばロフト角が大きく(ロフトが寝る)なってフェース角はクローズに、-側へ動かせばロフト角が小さく(ロフトが立つ)フェース角はオープン方向へ変わってきます。

そして可変スリーブはどちらへ動かしてもアップライトに変わります。

可変ウェイトで変わるのは重心の位置

可変ウェイトを変更するとクラブヘッドの重心位置が変わります。この重心の位置が変わると様々な効果が表れるんですよね。

可変ウェイトを見てみると、ヘッドの前後に動くウェイトと、ヘッドの左右に動くウェイトに分かれています。

可変ウェイトを前後に動かすと重心深さが変わる

可変ウェイトを前後に動かすと重心の深さが変わります。

重心は深くなればなるほど、ボールが上がりやすく、スピンがかかりやすくなります。逆に重心が浅ければ浅いほどボールが上がりにくく、スピンがかかりにくくなるんです。

ドライバーのバックスピンが2000回転代であればほぼ適正となり、飛距離が出やすくなります。

しかしスピン量が少なすぎると、ボールが伸びずすぐに落ちてきてしまいドロップしてしまい飛距離が出ません。またスピン量が多すぎるとボールが吹け上がってしまい、高く上がりますが前へボールが進まずこちらも結局飛距離がでないのです。

スピン量が少なくボールが落ちてきてしまう人は重心を深く、逆にスピン量が多すぎてボールが吹けあがってしまう人は重心を浅くしてみましょう。

可変ウェイトを左右に動かすと重心距離が変わる

可変ウェイトを左右に動かすと重心距離が変わります。

ウェイトを一番ネックに近いところに動かせば重心距離が短くなって、ウェイトをトゥ側に動かせば重心距離が長くなります。

この重心距離で何が変化するのかと言えば、フェースの帰りやすさが変わります。すなわちボールの捕まりを変更することができるんですね。

重心距離が短い(ウェイトがネック側)とボールが捕まりやすく、重心距離が長い(ウェイトがトゥ側)とボールが捕まりにくくなります。そのためボールが捕まらないという方はウェイトをネック寄りに、ボールが捕まりすぎる方はウェイトをトゥ寄りに調整してみてください。

上手に使おうドライバーの調節機能!

せっかくドライバーに調節機能がついているのに、よくわからないからといってそれを使わないのは勿体ないですよ。だって同じドライバーでも調整機能で調整するだけで、自分の弱点をカバーしてくれるんですから。

ここを読んだあなた、ぜひ自分のドライバーをチェックしてみてください。あなたのドライバーの調節機能、買ったときのままになっていませんか?

とや

こんにちは、ライターのとやです。ゴルフに関するお役立ち情報やギア、コーデに至るまで幅広く発信していきます。初心者向けのことから、ちょっとコアな話まで、「読ん...

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