ゴルフのフィッティングで何が分かる?
「ゴルフがもっと上手になりたい!」
こう考えているゴルファーの方も多いでしょう。レッスンに通い、ゴルフクラブを新調し、日々高みを目指して練習をしているゴルファーの方もいますよね。
練習をすればするほど、道具を調べれば調べるほど、「このクラブは自分に合っているんだろうか?」とふと疑問に思う瞬間が訪れます。
そんな悩みを解決してくれるのがゴルフのフィッティングです。ゴルフのフィッティングという言葉は知っていても、どんなことをやるのか、何が分かるのか、興味がある方もたくさんいるのではないでしょうか。
ゴルフのフィッティングで何が分かるのか、ちょっと見て行ってください。
ゴルフのフィッティングは自分のスイングが分かる
ゴルフのフィッティングでは、自分じゃよく分からないスイングが分かってしまいます。クラブが外から入っているのか、内から入っているのか、クロスシャフトになっているのか、などなど本当にたくさんの項目が丸わかりです。
自分じゃドローを打つべくインサイドアウトのヘッド軌道にしていたとしても、フィッティングをしてみると実はアウトサイドインのカット軌道になっていた、なんてケースも珍しくありません。
フィッティングでは弾道測定器が使われることも多く、ボールの傾向もすぐにわかります。さらに弾道測定器を使わないまでも、フィッターさんの目でスイングが見抜かれてしまうんですよね。
自分のスイングを客観的に数字とプロの目で見てくれるのが、フィッティングの第一歩です。
ボールをどう打っているのかが見える
フィッティングの場所によっては、インパクトの瞬間ボールをフェースのどのあたりで打っているのかが分かります。またボールのスピンや飛び方によってもある程度予測ができるので、トゥ寄りにヒットしているのか、ヒール寄りにヒットしているのか、などもバレてしまいます。
さらにはロフトなりにボールが高く上がらない、ボールが高く上がりすぎてしまう、という悩みがあるゴルファーもアドレスとインパクトではロフトが変わってしまっている可能性も。
ロフトなりの飛距離が出ないと悩んでいるゴルファーは、ボールをどうインパクトしているのかをフィッティングで確認できますよ。
ゴルフフィッティングでミスの傾向が分かる
フィッティングではミスの傾向が分かるのも大きなメリットです。
ゴルフのスイングやボールのインパクトのクセ、さらには弾道測定器で何発か打ったボールのクセで、そのゴルファーがどんなミスが出やすいのか、その傾向も分析ができます。
ミスの傾向が分かれば、どんな練習をしていけばいいのか、どういうクラブを選んだ方がミスをカバーしてくれるのか、など練習方法と道具選びの指標になります。
ミスの傾向が分かったところで、いざ自分のクラブを見直してみると、自分のクラブはミスを助長させていた……なんてこともあり得る話です。
クラブの特性とスイングの傾向を比較分析
自分のスイングのクセやボールの傾向、またミスが出やすい方向などをフィッティングで分析をしていくと、自分が使っているクラブとの相性も分かってきます。
ヘッドの特徴とシャフトの特徴があって、そこにフィッティングを受けたゴルファーのスイングがマッチしているのかどうかを確認できるんです。もし合っていなければもう少し性格が違うシャフトやヘッドをチョイスして、また計測。
あなたのスイングとクラブでボールを打ちながら、ミスや悩みに応じてじっくりと自分に合ったクラブやシャフトを探っていきます。
これまで全く合わないクラブを、知らずに使っていたゴルファーも案外多いんです。フィッティングでぴったりのクラブに出会えたとき、飛距離や方向性が劇的に改善される方もいます。
フィッティングであなたのゴルフが変わるかも!?
フィッティングでは様々なデータやフィッターさんの経験を元にして、あなたに合う最適な一本を提案していただけるシステムです。
フィッティングはなんとなくハードルが高そうなイメージはありますが、合わない道具を使っているからこそ、スコアが伸び悩んでいるゴルファーも。
もしフィッティングを受けたことがない、というゴルファーの方。ぜひフィッティングを受けてみて自分にぴったりのクラブに出会えるといいですね。
またゴルフのスイングは上達とともに日々変わっていくものです。上達を実感したら、定期的にフィッティングを受けてみてください。実力に応じて道具を見直してみると、あなたのゴルフがさらに良くなってくるでしょう。