飛距離をアップさせるための筋トレ3選
ゴルフは少ない打数でカップインさせるスポーツなのですが、それとは別に飛距離も大きな魅力なのではないでしょうか。
その飛距離を伸ばすためにドライバーやボールを変えて苦心しているゴルファーもたくさんいますよね。道具を変えて飛距離が伸びるならばいいんですが、どうせなら筋トレで体を鍛えれば、ゴルフの飛距離がアップするだけでなく、健康的な体にもなれてしまうというものです。
ここでは飛距離をアップさせるための筋力トレーニングを3選紹介していきます。自宅でぜひトレーニングをやってみましょう。
飛距離をアップさせる下半身トレーニング「スクワット」
飛距離をアップさせるためにまず下半身のトレーニングを紹介します。
ダウンスイングのときに、地面をしっかり踏み込んで「地面からの反力」を下半身で受け止めています。この反力をたくさん使うためには下半身の強化は欠かせません。
まず肩幅に足を開き、少しずつ腰を落としていきます。このとき気を付けるポイントがいくつかあります。
- 背中を丸めずに胸を張る
- 太ももが地面と平行になるまで下げる
- 膝がつま先よりも前に出ないようにする
この3つがスクワットの注意点です。
下げていくときに、お尻を後ろに突き出すようなイメージでやると、綺麗な形でスクワットができます。
は3秒で下げて、3秒で上げるリズムで行います。回数の目安は15回から20回程度を1セットやってみましょう。慣れてきてらセット数を増やしていきます。
飛距離アップのポイントは大胸筋トレーニング「腕立て伏せ」
腕立て伏せも飛距離を出すためには欠かせない筋トレの1つです。
ボールのインパクトの形を作ってみると、一番力が入っているのは右胸の筋肉(右打ちの場合)です。この押し込む力がインパクトのパワーを生み出しているんです。
腕立て伏せでこの大胸筋を鍛えられますのでぜひやってみてください。
うつ伏せの状態から肩幅に腕を開いて手を付きます。そこから顎が地面に触れるか触れないかまで下げて、戻す、という運動を繰り返します。
このとき注意したいのが、腕を曲げて上体を下げるとき、肘を開くようにしましょう。肘を開くことで大胸筋へのトレーニング効果が高まります。
腕立て伏せいのリズムも3秒で下げて、3秒で上げるというリズムで行います。回数は15回から20回程度。こちらも負荷に慣れてきてらセット数を増やしてみましょう。もし力のない方は膝をついて行っても大丈夫です。
ボディターンで飛距離アップ!体幹トレーニング「クランチ」
ゴルフでよく言われる捻転。この捻転でパワーを生み出しているのが腹筋や腹斜筋の体幹と呼ばれる部分です。
うつ伏せに寝て、肘をつきます。肘を足先で体を真っ直ぐにして1分間耐えてください。これで腹直筋という部分が鍛えられます。また腹斜筋という横腹の筋肉も鍛えたいので、今度は横を向いてクランチを行います。
これをサイドクランチと言います。このサイドクランチも1分耐えてください。
このクランチはフォームが非常に大切です。足と腰、頭が一直線になっているかどうかをチェックしてみてください。負荷に慣れてきてらセット数を増やしたり、時間を長くしたりして負荷を調節してみてください。
筋トレでゴルフの飛距離は伸びる!
日頃からトレーニングをしている、という人は回数や負荷を調整しながらトレーニングを実施してみてください。
普段トレーニングを全然していないという方は、まずは3日に1回程度を目安にトレーニングをしていくといいでしょう。くれぐれも筋肉痛がある状態でトレーニングはしないようにしてください。
筋トレをして出てくる筋肉痛は、筋肉が炎症を起こした状態です。筋肉痛が治ってからトレーニングをするようにしましょう。3日以上筋肉痛が残っている状態ならば、休養を優先して筋トレの間隔を空けるのがポイントです。
ゴルフの飛距離のため、ぽっこりお腹を引き締めるため、ダイエットのため。色々な効果が得られますので、ぜひがんばって筋力トレーニングを続けてみてください。
筋トレをしっかり続けていければ、必ず飛距離が目に見えて伸びてきますよ。