臭いゴルフシューズの対策とお手入れ方法は?
ゴルフのラウンドを終えてゴルフシューズを脱ぐと、シューズの中ってかなり汗で湿っているなぁ、と感じた経験があるゴルファーも多いと思います。
それもそのはず、人間の足は1日でコップ1杯もの汗をかくって言いますからね。
ゴルフラウンド中だって相当の汗をかいています。そこで気になるのがゴルフシューズの臭い。
汗でしっとり濡れてしまったゴルフシューズは、臭いの原因でもある雑菌が繁殖しやすい環境であるのは間違いありません!
そこでゴルフシューズが臭くなってしまったときの対策や、普段のお手入れ、臭い対策の方法を見ていきましょう。
ゴルフシューズは防水性能が高いため臭くなりやすい
ゴルフは雨の日や、冬の朝露に濡れた芝など、濡れた地面でプレーをする場合も多いものです。そこで防水性能が高いゴルフシューズが多いのですが、逆に考えれば乾きにくい構造でもあると言えますよね。
そのため汗や雨などで中が濡れてしまった場合には、どうしても雑菌が繁殖しやすい環境になり、臭いが発生しやすくなってしまうんです。
ゴルフシューズの臭いは雑菌の繁殖しやすい環境に対して、どう対処するかがポイントになってきます。
ゴルフシューズの臭いの元は靴?それとも中敷き?
ゴルフシューズが臭い、という場合でもその臭いはどこからでしょうか。
ゴルフシューズそのものが臭い場合もあれば、中敷きが臭い場合もあるんです。もしゴルフシューズの臭いが気になり始めたら、中敷きを抜いてみてどちらが臭いのかチェックしてみるといいですね。
中敷きだけならジャブジャブ水洗いしても簡単ですし、臭いが取れなければ買い換えてしまえばいいんですから。
ゴルフシューズが臭いときの対策!重曹&洗剤で付け置き洗い!
ゴルフシューズが臭くなってしまって、さらに中敷きではない場合。これはもうゴルフシューズをなんとかするしかありません。
そんなときは安く購入できる重曹と、自宅にある洗濯洗剤で付け置き洗いをおすすめしたいと思います。ゴルフシューズを付け置き洗い出来るくらいの水の量が必要になりますので、水を4リットル用意してみましょう。
用意するもの
○ぬるま湯 4リットル |
まずはぬるま湯4リットルに対して重曹を大さじ12杯、洗濯洗剤をキャップ3杯入れましょう。これらをバケツの中などで溶かしたら、土などの泥汚れを落としたゴルフシューズを付け置きします。
付け置きする時間は1時間ほどで大丈夫ですが、ゴルフシューズが洗剤液から浮き上がらないようにしっかりと沈めておくのがポイントです。
付け置きが終わったら、洗剤の成分が出なくなるまでしっかりすすげば完成です。重曹ってお掃除でも効果があるためよく使われていますが、まさか靴の消臭効果もあるなんて驚きですね。
※水洗いができる人工皮革のゴルフシューズに限ります。天然皮革の製品については水洗い不可となります。
ゴルフシューズは臭くさせないためにお手入れするのが基本
ゴルフシューズが臭くなってしまったときは重曹を使って消臭をすればいいんですが、基本的には「臭くさせない」のが基本です。毎回毎回ゴルフシューズをキレイに洗っておくのは現実的ではありませんからね。
そのためゴルフシューズを臭くさせないためのポイントを紹介していきますよ。
シューズケースや袋に入れっぱなしは臭くなる!
ラウンド後にエアで芝や泥を飛ばしたら、そのままシューズ袋などにIN!
そして次のラウンドまで放置!という方はいらっしゃいませんか?実はこれ靴の中が湿気でたくさんなのに袋の中に入れてしまうと雑菌が大繁殖してしまう可能性があります。
その雑菌が悪さをして悪臭を放つ原因になることも・・・。
必ず帰宅後には、シューズを袋から出して、中敷きも抜いておきましょう。そして風通しのいい場所で乾燥させるのがポイントです。
普段は重曹を靴の中に入れて防臭対策
しっかり普段から乾燥させておいても、靴の臭いが気になる方は、普段から重曹を靴の中に入れておくと防臭対策になりますのでおすすめです。
方法は重曹を靴下やストッキングなど、通気性のあるものに入れて口をしばっておくだけ。あとはこれを靴の中に入れておくだけという簡単でお手軽な方法です。
靴下などの中に入れておく重曹の量は片方で100グラム程度を目安に入れておきましょう。ゴルフシューズの付け置き洗いでも活躍してくれた重曹が、防臭対策グッズとしても使えるんです。
愛用のゴルフシューズを大切に♪
普段から愛用しているゴルフシューズを大切に使えるように、保管方法や臭くなってしまったときの対処も覚えておきましょう。
ゴルフクラブやウェアほど重要視されない傾向にあるゴルフシューズですが、足元ってスイングを支える土台みたいなものですからね。ものすごく大切なんですよ。