クラブの間の中途半端な距離はどう打つ?
ゴルフをプレーしているとこんな場面に出くわした経験がありませんか?
「グリーンまで残り130ヤード。PWじゃ短いし9番アイアンじゃオーバーしてしまう・・・」
番手と番手の間の距離で、非常に悩ましい問題ながらラウンド中にはよく出くわすケースですよね。
その間の中途半端な距離の場合はどのように打つのが正解なのでしょうか。ちょっと見てみましょう。
「大きい番手で軽く打つ」はリスク大!
クラブの間の飛距離を打つ方法として、大きな番手を持って軽く打っていく、という対処法があります。
しかし軽く打つというのは意外に難しいもので、インパクトが緩んでしまったり、軽く振ろうという意識が働いてダフってしまったりとミスショットの確率が高くなってしまいます。
ただ軽く打つだけ、ではあるのですがリスクも大きくなってしまうんです。
「小さな番手でフルショット!」もリスク大!
クラブの間の飛距離を打つ方法で、逆に小さな番手でフルショット&ロフトを立てスイングする、という方法もありますね。
こちらも同様ミスショットの確率が高くなるので注意が必要です。
ロフトを立てるためボールを少し右側に置き、強くスイングしていかなくてはいけません。
上手く行けばいいのですが、フルショットではコントロールが付けにくくなり、インパクトの再現性が低くなる恐れがあります。
クラブの間の距離は大きな番手で距離を短くしていこう
クラブの間の距離を打つためには、大きな番手をチョイスして、距離が短くなる要素を取り入れていくのが正解です。
具体的にはどのようにすればいいのか、クラブ間の中途半端な飛距離を打つための対策を見てみましょう。
スタンスを狭くする
まずスタンス幅を肩幅くらいに狭くしてショットをしていきましょう。捻転のパワーがほんの少し小さくなってヘッドスピードがほんの少し下がります。
結果的にわずかに距離が短くなってくれます。スイングの力感は同じで、いつも通りスイングした場合でも飛距離が少し短くなります。
クラブを短く持つ
ゴルフクラブを短く持ってショットしても飛距離が短くなります。長いゴルフクラブでスイングした方がヘッドスピードがアップするという原理を逆手に取ったもので、短く持ってヘッドスピードを意図的に落とす方法です。
これならスイングを一切変えることなく、飛距離だけが少し短くできます。
番手間の中途半端な距離をコントロールしてみよう
こちらで紹介した2つ、スタンスを狭くする、クラブを短く持つ、ということを実践すると個人差はありますが5~10ヤード程の飛距離ダウンにつながります。
「この番手じゃ飛びすぎるけど、下の番手では短い」といった場面では、ぜひこのように同じクラブでも飛ばさない対処をしてみてください。