ゴルフでやってはいけないマナー違反：ラウンド編

ゴルフは礼儀やマナーに関して、他のスポーツよりもちょっと神経質なスポーツです。

特に初心者のうちは、知らない間に回りに迷惑をかけてしまっているNGな行動をとってしまうかもしれません。しっかりチェックして周囲に不快な思いをさせないよう、スマートにゴルフを楽しみましょう。

服装に関するNG集はこちら　※ ゴルフでやってはいけないマナー違反：服装編

早めの行動でゆとりを！　スタート時間の30分前には来場しよう

ゴルフに誘われたりしたときは「○○時○○分スタートだからね」という連絡が回ってくると思います。ゴルフ初心者の場合は、スタート時間までに間に合えばいいか、という感覚でゴルフ場へ来てしまう場合があります。

ラウンド前には荷物を運んで、受付、着替え、パター練習などをしてスタートするのが一般的な流れ。そのため遅くても30分前にはゴルフ場へ到着できるように時間を調整しておきましょう。

中には1時間以上前から到着して、ショットやパターの調整に余念がないゴルファーもいます。

早め早めに行動して、時間にゆとりを持ってプレーできるようにしておけると自分自身の余裕にもつながります。

プレー中はお静かに！　ショットのときは声や音を出さない

ゴルフは打つ時間をトータルしても非常に短いのが特徴です。移動中や待ち時間の間に、同組の方とおしゃべりを楽しむのも一興です。

しかしいざボールを打つときには、声や音を出さないように注意しなければなりません。これは自分の組に限った話ではなく、混雑するゴルフ場では、前の組が打ち終えるのを後ろで待たなければならないケースもあります。

こんなときにもショットに集中していますので、静かにするようにしましょう。もちろんそんなときに携帯の音が鳴ってもマナー違反となります。携帯もマナーモードにして万全を期しましょう。

ゴルフは紳士/淑女のスポーツ　スコアのごまかしはバレている

たまにいるのがスコアを少しだけ少なく申告する人。少しでもいいスコアで回りたい！　という気持ちは分かります。けれどもスコアの過少申告はいただけません。

しかもなんとなく周囲の人からもスコアのごまかしはバレています。口に出さないだけなんですよね。

ゴルフは審判員のいない唯一のスポーツと言われています。だからこそ自分のスコアは自分で責任を持って、ゴルフを楽しみたいものですね。

他人のスコアに関しては、自らには何も関係ないのは事実なんですが、やはりスコアのごまかしが分かると、なんとなくモヤモヤした気持ちになってしまいます。

持ち出し禁止！　ロストボールは触らない

初心者の内は林の中にボールを打ちこんでしまうケースも多いでしょう。

そんなときボール探しの途中で、たくさんのボールを見つけることがあると思います。「ラッキー！　ボール落ちてたよ～」と持ってきてしまう人もいるのですが、これはマナー違反。というか窃盗罪にあたります。

元々の持ち主がボールが見つからず、諦めた時点でそのボールの所有者がゴルフ場へと移ります。だからロストボールを勝手に持ち出してくるのは罪になるんです。

ロストボールを見つけても持ち出してきてはいけません。

タバコが嫌いな人もいる　喫煙は指定された場所で

喫煙者は喫煙マナーにも気を付けておきましょう。

ゴルフ場は屋外とはいえ、喫煙場所が指定されています。もちろんティーイングエリア（ホールで最初のショットを打つ場所）やフェアウェイでは禁止です。

カートに乗っているときでもタバコはOKなところ、NGなところに分かれるようです。ゴルフは自分だけでなく同じ組の人と回るものなので、タバコの煙が嫌いな人もいますので決められた喫煙場所を守るようにしましょう。

また近年増えてきた電子タバコも、扱いは紙タバコと同様になりますので注意してくださいね。

マナーを守って楽しいゴルフライフを

一般常識的なマナーからゴルフ場ならではのマナーまで、みんなで楽しくゴルフができるように行動には注意しておきたいものです。特に初心者の内は知らない間にマナー違反を犯してしまっている可能性もあるので、初心者ゴルファーはしっかりチェックしておきましょう。

また周りの経験者も、初心者ゴルファーをサポートしてあげられるように気を配ってあげてくださいね。