ゴルフ場での飲酒はお昼に1杯が限界な理由
ゴルフ場ではお昼のレストランでビールや焼酎、ワインなどのアルコールを楽しむ人がたくさんいます。
ゴルフを楽しみながら、一緒にお昼とお酒を楽しむなんて贅沢な休日ですよね。
でも同時に心配になるのがゴルフ場からの帰り道、そう飲酒運転です。ゴルフ場での飲酒は実はお昼に1杯飲むのがギリギリなんです。その理由について解説します。
生中1杯で22gのアルコール!アルコールの分解速度は?
飲酒運転を心配する人も多いゴルフ場の帰り道。
その時間や量を考えるために、まずビールや焼酎などにどれくらいのアルコールが入っているのかチェックする必要があります。
ビールの生中1杯の場合、約22グラムのアルコールが含まれていると言われています。そしてアルコールの分解速度は体重によって変化しますが、
- 一般男性なら1時間に6~8グラム程度
- 一般女性なら1時間に4~6グラム程度
となっています。
これは体重や個人差による部分も大きいのですが、大体の目安としては体重60キロなら6グラム/時間、体重80キロなら8グラム/時間、が目安です。
そのため体重70キロの人が、生中(アルコール量22グラム)を飲んだ場合、3時間強で全てのアルコールが代謝される計算になります。
後半のラウンドで2時間~2時間30分!お風呂や着替えを済ませると?
それではお昼のレストランで生中を1杯飲んだとしましょう。
後半のラウンドで早くても2時間から遅ければ3時間。一般的には2時間30分くらいの時間を見込んでおくと中央値に近づくはずです。
後半のラウンドが終わりシャワーを浴びて、着替え、支払いなどを済ませると、大体3時間以上かかる計算になりますね。
こう考えると帰宅時にはお昼に飲むアルコールがちょうど代謝されるかどうか、という時間です。
これが飲酒運転にならないためには、お昼に生中1杯が限界だという理由です。
体重や個人差でアルコールの分解速度は異なる!
しかもアルコールの代謝については体重や個人差で大きく変わる点には注意が必要。
「お昼に1杯なら飲んでも飲酒運転にはならないから大丈夫だよ」とは言い切れません。飲酒運転検問では警察官がアルコールチェッカーを持って行います。
そのアルコールチェッカーの数字が全てなので、「絶対大丈夫」というわけにはいかないんです。
ゴルフ場での飲酒はお昼に1杯!飲酒運転は御法度
ゴルフ場での飲酒はお昼が1杯。これが限界です。しかも個人によってはお昼に1杯だけでも飲酒運転となってしまう可能性だって捨てきれません。
逆に考えればゴルフ場のお昼に2杯飲んだら、ほぼ飲酒運転でアウトだと思ってください。
飲酒運転には厳しい世の中なので、ゴルフもお酒も楽しみたいという人にとっては頭の痛い問題かもしれませんね。
安心してゴルフとお酒を楽しむためには、やはり運転はせず乗合でゴルフ場へ行くのをおすすめしておきたいと思います。