【浅重心】ドライバーの重心深さとは?【深重心】
皆さんはドライバー選びは何を基準にしていますか?
ドライバーには様々な要素があって、わかりにくいけれども重要な「重心深さ」という要素があります。その重心深さについてどんな影響があるのか確認してみたいと思います。
そもそもドライバーの重心深さとは?
ドライバーヘッドは中が空洞になっており、重心がどれくらい深い位置にあるのかそれぞれのヘッドによって変わります。イラストで表しているフェースから重心までの距離が重心の深さとなります。
この重心深さはメーカーがカタログなどで公表している場合もあれば、「重心が深い!」「重心が浅め」とだけ表記されているケースもあります。外から見ただけでは分かりにくい重心深さですが、これが浅かったり深かったりすると、弾道に大きな影響を与えるんです。
深重心のものが主流 その理由とは?
現在のドライバーでは深い重心のものが主流となっています。その理由は、重心が深くなるとインパクトでフェースが上を向く度合いが強くなります。そのため飛出し角度を稼ぎやすいんです。
ボールが上がりやすくなるんですね。そのためキャリーでボールを遠くまで飛ばしたい、という人にマッチしているのが深い重心のドライバーなんです。
浅重心のドライバーがメリットとなる人もいる
深い重心のドライバーには1つだけ欠点があります。それはバックスピンが少し増えてしまうんですね。そのためバックスピンが2000回転代の前半から中盤くらいが出ている人ならいいんですが、3000回転を超えてしまうような人ではボールが吹け上がってしまって距離が出ません。
重心を浅くするとスピン量を抑えられるんですね。どちらかと言えばダウンブローでボールを打っている人や、スピン量が多すぎる人は浅い重心のドライバーを使うと適正スピン量に抑えらえる場合もあります。
タイプを見極めよう! あなたはどっち?
重心の深さを変えられるタイプのドライバーならば自分で探りながら調整ができますが、そうではないドライバーもたくさんありますよね。大きなキャリーでボールを飛ばしたいのか、スピンが多すぎて飛距離をロスしているのか、これによって浅い重心のドライバーをチョイスするのか、深い重心のドライバーをチョイスするのかを決めましょう。
「このドライバー飛ぶよ!」「このドライバーすごくいいよ!」
という話をよく聞きますが、他の人に良いドライバーはあなたにぴったり合うわけではないんです。個人個人のスイングのクセやボールによって選ぶドライバーも変わってきます。ぜひ自分のスイングタイプから浅重心、深重心、どちらを選ぶかじっくり見極めてくださいね。