上手くなるには練習場で曲げて打て!?
ゴルフへ行かない休日や会社帰りなど、ゴルファーならばぜひ練習に充てたい時間です。
となるとやはり打ちっぱなし練習場へ足を運ぶゴルファーも多いんじゃないでしょうか。しかしこの練習場での様子を見てみると、遠くに飛ばそうとしている方が非常に多いように感じられます。
ゴルフが本当に上手になりたいなら、練習場では曲げて打ってみましょう。
目標を決めてドローやフェードを打ってみる
まず練習場で打席に立ったら、目標を定めてみましょう。ポールでもいいでしょうし、ヤード表示があればそのヤード表示でも構いません。とにかく目標となるものを見つけてください。
そして目標が見つかったら、その目標をまたぐようにボールを曲げて打ってみましょう。ドローなら右に打ち出して左に戻すように、フェードなら左に打ち出して右に戻すように狙っていくんです。
曲げる方法が身につけば本番で曲がり始めても対処できる
練習場ではまっすぐ打ちたい気持ちも分かりますが、なかなかストレートボールを狙って打つのは難しいものです。
そのためストレートボールばかり練習していて、いざ本番でボールが曲がり始めるとどうにも対処ができなくなってしまうんです。そんなときボールを曲げる方法を知っていて、曲げるボールを打つ練習をしていれば、ボールが曲がり始めたらどういうメカニズムでボールが曲がっているのかをある程度理解できるようになります。
本番中に修正する力も身についてくるんです。
曲げる方法を知っていれば、色々な状況で使える
またショットが曲がり始めたときだけでなく、木が邪魔していたり、池があって真っ直ぐ狙いたくなかったりする場面にも遭遇します。そんなとき「右に打ち出して、ドローで戻してこよう」などの戦略が立てられるんですね。
真っ直ぐ打つだけでは、このような戦略は立てられません。練習場では狙って曲げられるようになるのが上達の近道です。
ボールをコントロールしてみよう
ボールが曲がるメカニズムさえ理解できていれば、意外とボールを曲げるショットそのものは難しくありません。練習場でボールを曲げる練習を繰り返していると、ボールが曲がる幅も多少なりともコントロールができるようになってきます。
思いっきりボールを打って、飛距離をたくさん飛ばすのもゴルフの醍醐味ですが、右に左にボールを回しながら自在にコントロールするにもまたゴルフの楽しみの1つです。明日からの練習は、ぜひボールを右に左に操ってショット練習をしてみましょう。新しい何かが発見できるかもしれませんよ。